照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

2015-02-06から1日間の記事一覧

さびしさが押し寄せてきた時でも、寂しさの釣りだしにあわないために踏ん張る

金子光晴は、疎開先で終戦の三ヶ月前、発表のあてもなく、見つかれば死刑という状態でこれらの詩を書きついでいたという。とても長い詩の、出だしと最後の部分だけを引用させて頂く。寂しさの歌 金子光晴国家はすべての冷酷な怪物のうち、もっとも冷酷なもの…