照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

ポルトガルの旅

海外でのホテル選びは立地がポイント

私が海外に旅する時、ホテル選びで悩むのは先ず立地、次に価格だ。ホテル予約サイトのレビューは読むが、正直なところそれほど参考にはしていない。実際、同じホテルでも、泊まった部屋や時期によって感想が変わるというのは、自分でも経験済みだ。レビュー…

ウルトラライトダウンは旅の最強アイテム

ポルトガルへ旅するにあたって、悩んだのは服装だ。東京と同じくらいの気温といっても、東京では、良く晴れてからっ風の吹く日は、実際の気温よりも体感温度はぐっと低く感じられる。ポルトガルでもそうなのだろうかと、年間平気気温や、降水量のグラフだけ…

ガイドブックは紙の本それとも電子版?

今回ポルトガルへは、るるぶkindle版と紙の地球の歩き方の必要な箇所のみ破いて持参した。るるぶkindle版の方は、地方都市についての記述がやはり少ない。リスボンとポルトという二大都市をメインに、その近郊及び人気のマルヴァオンや、モンサラーシュもほ…

いつか訪ねてみたいニーザNisaーポルタレグレ・ロシオホテルから想いは羽ばたく

部屋の天井にはニーザの刺繍のモチーフ ポルタレグレではロシオホテルに2泊したが、こちらは、デザインに凝った感じのホテルであった。あまりに静かすぎて、客は私だけと錯覚しそうであったが、食堂に用意されている朝食の量からすれば、当然ながら他にも宿…

ポルトガル・エヴォラのホテル リヴィエラ

階段を登って1階のロビーへ(日本では2階)今回エヴォラでお世話になったホテルはリヴィエラ。ジラルド広場からカテドラルへ向かう、10月5日通りにある。ガイドブックには、ホテルやカフェ、土産物店が並び観光客で賑わっているとあって、もっと広い通りを予…

海外旅行での安全対策は万全にー貴重品の持ち方

今回の旅は、比較的治安が良いと言われるポルトガルだったが、人気市電の28番線車内には、スリにご用心と大きく書いてある。また、人が多く集まる場所には、警官が立っていたり、巡回したりしている。やはり観光地なので、よほど被害が多いのだろうと、十分…

荷物は超コンパクトで身軽にーポルトガル15日間

旅行用バッグ 左側の500mlのエビアンで大きさ比較ハンドバッグと旅行用バッグ今回は13泊15日だが、荷物はこれまでと同じだ。旅行バックが6、5キロ、ハンドバッグが2、5キロで、合計9キロで機内に持ち込む。帰りにお土産を入れるスペースもある。持ち物は、着…

ミュンヘンでの慌ただしい乗り継ぎーポルトガルより帰国

ポルトガルへ来てから14日目、今日でお別れだ。午後の便なので、空港へは、12時頃着けば良い。3時間ほど街歩きしようかとも考えたが、思い直してホテルで寛ぐことにする。曇天ながら雨は降っていないので、地下鉄で空港へ向かう。今日は、ヴィヴァヴィアジ…

ポルトガル13日目ーリスボン味わい尽くし

サン・ジョルジェ城(左側) カテドラル(中央辺り)左テージョ川ポルトガル13日目は日曜日。朝一番に先ず、サンタ・ジュスタのエレベーターへ行く。乗客は数人だけと、空いている。更に屋上へ行くには、ヴィヴァ・ヴィアジェンの1日券とは別に、1、5ユーロの別…

ポルトガル12日目ーロカ岬で雄大さに感激の巻

ロカ岬も、正直あまり期待はしていなかった。一応行ってみるか程度であったが、着いた途端、その雄大さに圧倒された。間抜けなことに私は、自分の中で、関東平野の最東端、犬吠埼くらいをイメージしていたのだ。だが、まったく違った。断崖を見下ろせば、大…

ポルトガル12日目ーシントラからロカ岬へ

1/2は、土曜日。オビドスへ行こうかとバスの時刻表を調べれば、土日祝日は、午前中の便がなく、午後2時頃からの便が一番早い。あまりの不便さに、結局、オビドスは止めにして、急遽、ロカ岬へ行くことにする。せっかくなので、シントラ、カスカイスを周遊す…

ポルトガル11目ーリスボンの市電は楽しい

今日は、サンタ・ジュスタのエレベーターに乗ろうと早めに出かけると、本日(1/1)臨時休業の張り紙がある。エレベーターがだめなら市電に乗ろうと、シアードの停留所で、人気の28番線を待つ。観光客に人気28番の市電ようやく来た1両だけの電車には、乗客がぎ…

ポルトガル10日目ーリスボンへ

今日は大晦日、ポルトガルへ来て早10日目。いよいよ旅も終盤、本日から4日までリスボンだ。毎日ほんの少し観光という、かなりなゆるゆる旅の割には、時間があっという間に過ぎる。見残しが無いよう、どこでも回ろう精神には乏しいが、その地を感じられれば…

ポルトガル9日目ーマルヴァオンへ

城壁からマルヴァオン城を望むマルヴァオン行きのバスは、平日2便だけで、10時半と18時15分発だ。ちなみに帰りは、マルヴァオン発7時15分と13時10分。日帰りなので、便は自ずと決まってしまうが、2時間もあれば、観光は十分だろう。3、06ユーロのチケットは…

ポルトガル8日目ーポルタレグレへ

今日は、午後1時半のバスで、ポルタレグレへ移動。部屋で本など読んでのんびり過ごしてから、チェックアウト。荷物を預かってもらい少し散歩しようと、すぐ近くのカテドラルへ向かう。すると、その辺りだけ、煙があがったように霞んでいる。霧の中のディアナ…

ポルトガル7日目ーバカリャウ・ア・プラスが美味しい

ランチタイムを逃しては大変と、2時過ぎに部屋を出る。すぐ近くの目星をつけておいた店に入ってみると、数人待ちで、ショーケースのカウンターで、何か食べている人もいる。私の感覚では遅すぎると思ったが、こちらでは、丁度お昼ごはん真っ盛りだったのかも…

ポルトガル7日目ーエヴォラのカテドラル屋上で

城壁朝は、城壁沿いに歩いて水道橋まで行ってみた。なかなか見応えがある。途中から城壁の中へ入って、適当に歩いていると、車がひっきりなしにやってくる。やはり月曜の朝は、日曜日とはリズムが違って活気がある。水道橋塀からレモンの木郵便局や銀行に並…

ポルトガル6日目ーおとぎの国のような街エヴォラ

サン・フランシスコ教会 遅い昼食が済んでから、適当に歩いていたら、サン・フランシスコ教会の前へ出た。ここは、人骨堂で有名だが、入らない。教会内部をちょこっと見て外に出る。修道士たちが瞑想する場所として作られたというが、臆病者の私には絶対無理…

ポルトガル6日目ーエヴォラでホットサンドとビールで昼食

ホテルの部屋に荷物を置いてから、先ずは食事をと、ホテルの先のレストランへ行けば、日曜のためか、予約で一杯と言われる。仕方ないので、カフェを探してみた。何か食べられるかと尋ねれば、トースト(Tosta Mista)ならということだ。本日それ以外は無いとの…

ポルトガル6日目ーリスボンからエヴォラへ

4月25日橋から見たベレン方面今日は、セッテ・リオス・バスターミナル12時発でエヴォラへ出発。目覚めてからだいぶ時間があるので、10時半にすればよかったかなとも思ったが、ボーッとしているうちに、あっという間に10時になってしまった。自分で感じる以上…

ポルトガル5日目ーリスボン

ロシオ広場食事の後は、隣のロシオ広場へ回る。ここは、なかなかの人出だ。ほとんどが観光客のようで、手に地図を持っている。広場には、可愛いお菓子の店、ワインの店と、売店の小屋が並んでいる。周りのカフェも、人でいっぱいだ。可愛らしいお菓子サンタ…

ポルトガル5日目ーリスボンへ

朝9時のバスでリスボンへ出発する。ドウロ川に架かるインファンテ橋の近くでは、土曜マーケットでもあるのか、朝から結構人出がある。この川ともお別れかと眺めていると、山側から、ひとすじの布のように、霞?か雲かが川へとたなびいていて、絵の世界かと思…

ポルトガル4日目ードウロ川沿いの景色に魅せられて

ドウロ川に浮かぶのはかつてワインを運んだ帆船 ポルト4日目は、クリスマス。サンタ・カタリーナ通りは、見事に静まりかえっている。どこを歩いても、朝から開いている店などない。昨日買い出ししたとはいえ、マンゴージュースと、ヨーグルト4個にオレンジ…

ポルトは最高!ー気持ちの良いタクシードライバーさん

店を出ようとすると、ドアの外には、3人の女性たちがいた。一人はだいぶお年を召した方で、足が悪いのか、店の前に停めた車から、支えられながら入り口へ行く。ただ立っている私に、娘さんらしき女性が、何度も頭を下げて、感謝のような雰囲気の言葉をかけて…

タコ飯とタコの天ぷらーカーサ・イネスは一押し

ドン・ルイス1世橋を渡って左側に建つのは修道院メトロの券売機でチャージしようとしていたら、先に購入していた人が、私に気づき親切に教えてくれる。空港では、ゾーンが解りづらいと思っていたが、横にアルファベット順の駅名と共に書いてあった。なあんだ…

世界で最も美しい本屋さんからードン・ルイス一世橋まで

店内 中央階段 更に左右に分かれて階段が続くマジェスティックで朝食だを済ませてから、ハリーポッターの撮影にも使われたという、世界で最も美しい本屋さんレロイ・イ・イルマオン書店に行く。今年、入場料3ユーロを徴収するようになってからは、写真撮影も…

ポルト3日目ーレベルを測る針が振り切れるほど素晴らしい街

ドアマンが立つマジェスティック カフェ入り口9時半のオープン間も無いため空いている店内ポルト3日目は、近郊のアヴェイロへ行くつもりでいた。往復の電車の時刻も調べてあったが、朝になって気が変わった。ポルトは、午後から観光すればいいかなと思って…

ギマランイスで転んで考えた

ギマランイス駅へ向かう途中、広場の前で、道路を渡ろうとして転んだ。慌てる必要もないのに、車が見えたので走り出した途端、濡れたタイル敷きの道で足を滑らした。ちょうどスケート初心者が、尻もちをつくような感じで仰向けになったが、幸い頭は打たなか…

ポルトガル誕生の地ーギマランイス

ギマランイス駅を出て左へ進むと、ホテルが見えるので、そこを右に曲がり、ゆるやかな坂を道なりに真っ直ぐ下る。信号がないので、なかなか渡るタイミングがつかめず立っていると、トラックが停まって渡るよう合図してくれた。すると、ひっきりなしに来てい…

ポルトからギマランイスへのつかの間観光

電車の発車まで、1時間20分もあるので、時間を有効にと、振り返れば全くバカな考えを起こして、駅から5分のクレリゴス教会まで行くことにした。教会だけのつもりが、塔など高いところへ登るのは、自分に禁じていたにも関わらず、時間があるからと登ってし…