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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

バンコクの休日 2014・12・30

正月休みをバンコクで過ごすのは、今回で3回目。馴染んだような初めてのような。だが旅は、いつでも茨木のり子の次の詩のようでありたい。(現代詩文庫20 茨木のり子詩集・思潮社・P・41) はじめての町 はじめての町に入ってゆくとき わたしの心はかすかにと…

自分の感性を磨く 小さな事からでも

先日名古屋へ行くため、久しぶりに新幹線を利用した。曇り空に富士山は無理としても、多少の山なみを楽しもうと、大阪へ向かって右側の座席を選んだ。だが、通勤列車並みの過密ダイヤでは、上り列車とのすれ違いが頻繁で山など望む雰囲気ではなかった。点と…

名古屋での読書会 その3

各種シューマイ ウェスティン 柳城海鮮焼きそば ハーフ ウエスティン 柳城「本物と偽物の概念・定義とは?」とか、「まっとうな大人になるとは?」など吉原さんが設定された幾つかのテーマがあり、それに沿って自分が本から読み取った事などを順番に述べてゆ…

名古屋での読書会 その2

お堀端を泳ぐ水鳥地下鉄・市役所前から乗車して二つ目の栄で降りる。通勤ラッシュ並みの混雑だ。栄に到着してからナディアパークに行くため道を訪ねれば、若いカップルは親切に途中まで案内してくれた。聞けば以前東京にお住まいで、それも私の家からかなり…

名古屋での読書会 その1

名古屋城 木立の中の茶席 名古屋を訪れのは10年ぶりだった。日本語学び舎を主宰されている吉原さんの読書会に出席するためだ。吉原さんの'「言葉のスタイリスト」が教えるスマートな話し方'http://nihongomanabiya.blog.fc2.com/blog-entry-1.htmlというブロ…

食を楽しむバンコクの休日 その2

点心 カントンハウスにて カントンハウス 店内 カオマンガイ ラーン・ガイトーン・プラトゥナームにて 屋台 30バーツの麺 ピンクのカオマンガイとして知られるラーン・ガイトーン・プラトゥナームは、正月の2日間は休みであった。昨年などは休みと知らず、…

食を楽しむバンコクの休日   その1

ラープ・ランスアンは右手の路地奥 休みの日はこの看板が出ていない この路地奥に名店あり 名物 ガイヤーン ラープ・ムー ランスアン通りから路地へ入る時の目印 ラープ・ランスアンは、路地奥の行き止まりの所にあった。ラチャダムリ通りから高級ホテルが…

何もしない旅 バンコクの休日

暮れ行く成田空港 見晴らしの良い部屋 ピアノ演奏を聴きながら頂くウェルカムドリンク 2014年はバンコクで迎えた。出発前、飛び発つ準備をしている飛行機を眺めながら、私は此処で何をしているのだろうと思っていた。旅行に行く前のワクワク感もなく、混雑す…

ルアン・パバーン 街歩き

毎朝恒例 托鉢の僧 カーン川に架かる竹で編んだ橋 右はメコン川 左は支流のカーン川 手作りの階段 土手も有効利用で野菜畑 タート・クアンシーの滝から戻ると、メコン川が見晴らせる場所で食事した。先に運ばれてきたビアラオを飲んでいると、半切りにしたコ…

タート・クアンシーの滝にて

綺麗な水色 楽しげに水遊びする人々 さまざまな色と形に変化して流れる 滝全景 食事に忙しいクマさん タート・クアンシーの滝は綺麗な水色であった。このような色になるのは、石灰が含まれているという事だ。流れを辿ってゆくと淵になっている場所があり、…

ルアン・パバーンへ

アユタヤを訪れた2日後、ラオス・ルアンパバーンへ向かった。タイは列車も飛行機も遅れるのが普通なのか、出発が遅れた。1ヶ月前にシュムリアップから帰る時のバンコクエアウェズの飛行機も遅れた。バンコクに到着して出口に向かって歩いてゆくと、HAN…

タイ アユタヤにて

ワット・チャイ・ワタラナーム ワット・マハタートの仏頭 代々木公園で開催されたタイ、ラオスフェスティバルをたまたま訪れた。2012年5月の事だ。それまで何度も開催されていたが、関心がなく足を運んだ事がなかった。初めて目にする料理が並んだ屋台を見て…

シュムリアップはBeautiful?

屋根付きの橋から子供達の水遊びを眺める 右側 橋の手すり上部辺り 見学を終えホテルで休んだ後、ブルーパンプキンまでトゥクトゥクで行く。食事が来るのを待っていた時、少し離れた席の女性と目があった。軽く会釈すると間もなく、その方が私の前の席に移っ…

バイヨンからタ・プロームへ

バイヨンにて 至る所にこの微笑みが! タ・プローム 木に飲み込まれる遺跡 遺跡の上に根を張った木 バイヨン寺院で、微笑みむ仏像に感激してシャッターを押して後を振り返れば、ひとつだけではなかった。そこここで微笑んでいるではないか。なかなか壮観だ。…

アンコールワット

アンコールワット全景 後ろ姿が何となく人間を思わせる狛犬?ライオン? アンコールワット第三回廊にて 少年僧も一休み ヘアースタイルがアンコールワット型の猿 寺院裏側にて 二日目はアンコールワットからバイヨン、タ・プロームと回る。アンコールワット…

アンコールワットへ バンティアイ・スレイ

中央 護衛の後ろには東洋のモナリザ 精緻なレリーフ デバターのレリーフ 2012年11月下旬にアンコールワットを訪れた。中学生の時に、一冊の本に出会って以来の夢であった。だが台湾に故宮博物院を訪れた折、自分に暑い国は向かないと思った。それ以降、韓国…

コモ湖へ

ドゥオーモ屋上日曜日は、避暑地として知られるコモ湖へ行くことにした。朝からどんよりとした曇り空であったが、コモ湖へ着くころには雨が降りはじめ、雷まで鳴り出した。しばらく駅構内に留まっていたが、凄まじい歓迎式典はなかなか終わりそうもない。小…

ミラノで出会った素敵なお二人

ドゥオーモ屋上 朝1番にブレア絵画館へ行く。ここも名作を取り揃えている美術館だ。私の目当ては、カラヴァッジョの『エマオの晩餐』である。この作品も素晴らしかった。同テーマの絵がロンドンの美術館にあるが、私はこちらの方が好みだ。絵画館を出るとス…

ミラノ街歩き  ドゥオーモ屋上とアンブロジアーナ絵画館

ドゥオーモ屋上にて それぞれの尖塔の天辺には聖人 約500年の歳月を経て完成したというドゥオーモの屋上へ、朝1番にエレベーターで登る。階段は、フィレンツェのクーポラで懲りていた。屋上へ出てみれば、あらゆる所に繊細な彫刻が施されていて圧倒される。…

ヴェネツィア日帰り旅 その2

ドゥカーレ宮と向こうに見える大鐘楼リド島へ向かう船上から激混みのヴァポレットであったが、サンマルコ広場前で殆どの人が下船する。ここまで来る間に船上から見たヴェネツィア本島内は、どこもかしこも人で溢れていた。道行く人々の様は、日本の初詣を思…

ヴェネツィア日帰り旅 その1

n 左側 カ・ドーロを守る狛犬みたいなライオン? 生活感溢れる風景 カ・ドーロのベランダからお隣を眺める 朝8時過ぎのユーロスターイタリアでヴェネツィアへ行く。7時間位は滞在出来るよう計画して、早割でチケットを手に入れていた。あまりに高いヴェネツ…

感動の『最後の晩餐』 ミラノにて

ミラノ ドゥオーモ ドゥオーモ内部 ステンドグラス 2014年4月はミラノに行った。須賀敦子さんの『ミラノ霧の風景』を読んで以来、いつかは訪ねたいと思っていたがこれという目的はなかった。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会付属のドメニコ派旧修道院…

再びオスロへ

ベルゲン駅8時出発の急行列車でオスロへ向かう。来る時とは逆側の座席だ。通路側を指定していたが、途中から窓側が空き一人でゆったり座っていた。同じ線で飽きるかと思ったが無用の心配だった。峻烈な流れが見えたと思えば、牛が草を喰む牧場とさまざまに…

ベルゲン街歩き

珍しいムンクの『叫び』ベルゲン美術館にて ガスっているフロイエン山と中腹に建ち並ぶ家々 ベルゲン美術館前の公園から フロイエン山からフィヨルドを見下ろす 朝の雨も小雨に変わり、それも降ったり止んだりであったが、昼前には完全に止んだ。少し街歩き…

ベルゲンへ到着

ブリッケン地区の木造家屋 は世界遺産 歪んでいるカラフルな家 普通の建物 横の坂はフロイエン山へ通じている 木の床が通路になっている。両脇は歪んだ木造家屋。シュールだ 夜9時頃ベルゲン到着。まだ十分明るい中、ベルゲン駅近くに予約したホテルへ向かう…

ソグネフィヨルド巡り

*フィヨルド(ノルウェー語等:fjord、異称:峡湾、峡江)とは、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾・入り江のこと。(Wikipedia より) 出発間際にボート乗り場へ行くと、長蛇の列であった。ジェニーは前から二番目に並んでいたが、割り込…

魅力満載のフロム鉄道

フロムへ向かう車窓より 遠くに見える白い筋は滝 左の赤い屋根がフロム駅 フロムにて フィヨルドを望む 1時間の山岳鉄道の旅は、あっという間だった。教会を取り囲むように集落が見えてきたと思ったら、もうフロム駅に到着だ。 ここから高速ボートで、ソグネ…

凄い迫力 ショースの滝

フロム鉄道最大の写真ポイント、ショースの滝では、10分程停車してくれる。動くのを面倒がる私に、ジェニーがIphoneで撮ってきてくれるという。それではと重い腰を上げて外へでた。飛沫がかかる展望台で、その迫力に息を飲む。これを見逃していたら、私は危…

寒さに強いノルウェーの人 ミュルダールへ

ミュルダール駅からの風景 車内が寒くなってきたので上着を着て、車両前方の温度表示を見れば10度であった。多分外気温だ。寒いわけだとジェニーと頷き合って間もなく、彼女が窓の外を指差す。見れば、家の外に出て列車に手を振っている男性は、水泳パンツ一…

オスロから

オスロからミュルダールへ向かう車窓より 湖水に映る家々 日本からメールで、オスローベルゲン間の荷物別送サービスをお願いしておいたので、フィヨルドツアー出発の朝、係の人が引き取りに来るのを待ってから朝食を摂る。ホテルの食事はサーモンとサバが殊…

ムンクについて

橋の上に佇んで海を眺める人々、そのモチーフが繰り返し現れるムンクの作品に、静謐と祈りという言葉が浮かんできた。人が根源的に抱いている畏れ、その畏れを鎮めるための祈りが、絵を通して伝わってくる。そして、これまで自分は、『叫び』から受けるイメ…

ノルウェーは美形揃い?

昨日のカフェのお姉さんに、今日のボート係員のイケメン君、ボートで隣り合わせた乗客一家の若いお母さんとお嬢さんたち、ノルウェーは美形揃いかと感嘆する。しかも、自分が美しいと思われているなど、少しも感じていないようだ。これだけ揃うと、普通にな…

バイキング博物館にて

竜骨部分 全体を写真に収めきれない大きさ 人と船の大きさを比べてみる。ノルウェー民俗博物館を出ると、隣にあるバイキング博物館まで10分ほど歩いて行く。こちらには大型観光バスも何台か停車しており、人気スポットのようだ。売店前のパラソルの下では、…

ノルウェー民俗博物館にて

コン・ティキ博物館よりひとつ先の桟橋で降りて、15分位歩くとノルウェー民族博物館がある。広い敷地内に、全国から集められた古い時代の建物が展示されている。ここでは、かつての暮らしを再現している。パフォーマンスのためか、広い敷地内で会う人々も昔…

オスロシティホールで

ボートから降りると目の前にあるシティホールへ向かった。ここではノーベル平和賞授与が行われる。晩餐会の間や壁画など見て回る。 窓辺から眺めるオスロの海は、静けさそのものであった。ゆったりとした時間が流れている。この穏やかな海を目にした時、写…

コン・ティキ号博物館

シティホール前の船乗り場からボートで15分、コン・ティキ博物館の最寄り桟橋に到着する。トール・ヘイエルダールの『コン・ティキ号探検記』や『アク・アク』を夢中になって読んだ若い頃を思いだした。実物の大きなイカダに、(これで航海したんだ)と感慨深…

オスロにて

フロントで市内地図をもらい、2日間有効のオスロパスを購入する。効率良く回れば24時間パスでもよかったが、慌てるのは嫌だった。偶然ながら、今年はムンク生誕150年ということで、世界中からムンク作品が帰ってきているらしい。ムンク美術館とオスロ国立美…

ハワイ ザ・バスの旅

ハワイを含むリゾート地は、私の旅先リストにはなかった。それが、思いがけず結婚式参列のため、2012年6月に訪れる事になった。月曜日の式まで何をして過ごそうかと考えていた。土曜日は、ホノルル美術館に行くことにした。西洋と東洋の美術品5万点以上を収…

ベルンのファスナハト

短いスイス滞在だが、ベルンにも行こうと前日購入したチケットを持って電車に乗った。チューリッヒから1時間と近い。『マルタの優しい刺繍』という老女を主人公にした映画で、村から老女4人がバスでベルンにやってくる場面があった。ちょっと行ってみたい、…

チューリッヒにて

ヴィンタートゥールから、電車で30分弱でチューリッヒ中央駅に着く。駅前のホテルを予約していたはずが、駅のどちら側にも見当たらない。とりあえず歩き始めた。つい1週間前はチューリッヒ湖も凍る程の寒さだったようだが、今日は最高気温が10度と予想されて…

ヴィンタートゥール その2

賑わいのあるメインの通りを歩いていると、どこの店も美味しそうに思えてくる。カフェに入って、ビールと料理名がわからない一皿を注文する。混雑している店内で、テーブルに載っている率が高い物を選んでみただけで、私にさしたる基準はない。味は良かった…

ヴィンタートゥール 美術館巡り その1

駅のツーリストインフォメーションでミュージアムパスを購入し、ついでに市内地図も貰う。外にでて美術館バス乗り場を探すが良く解らないので、路線バスの列で待つことにする。しばらく待っていると、前方に停まったバンに乗り込む人の姿が見えた。もしやと…

スイスへ  ヴィンタートゥール

ザ・コレクション・ヴィンタートゥール展に行ってみた。あちこちでポスターを目にしていたが、さほど興味を惹かれずにいた。たまたま同僚から券を頂いたので行ってみると、予想以上の素晴らしさに、ヴィンタートゥールという名前が心に刻まれた。2012年の2…

パリにて  その2

パリでは、ルーブル美術館側の、その名もホテル・ド・ルーブルに滞在した。美術館に籠るぐらいの意気込みで来たのに、絵を見る気力は失せていた。街全体が大きな美術館のようなフィレンツェに、魂はすっかり奪われていた。 結局パリでは、あちこち歩き回るだ…

パリにて その1

フィレンツェからパリまではあっという間であった。窓際に席を取り、上空からの景色を飽くことなく眺めていた。地形がくっきりと見える。車が走っている。可愛いらしい家々が並んでいる。やがて平地から高さがでてくると、川の流れも遠のいてゆく。雪を抱く…

フィレンツェからパリへ

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会のブランカッチ礼拝堂へ、マザッチョのフレスコ画を見ようと出かけたら休みであった。火曜日が休みとは迂闊であった。昨日時間があったのにと、悔やまれるが仕方がない。 旅先で買い物するのは稀だ。サンタ・マリア・ノッ…

ドゥオーモからサン・マルコ寺院へ

ドゥオーモのクーポラへ登ろうと、朝一番に出かける。列に並んでいる間に読もうと、和辻哲郎著『イタリア古寺巡礼』をバッグに入れた。いざ取り出すと『風土』であった。自分の粗忽ぶりが嫌になる。そこへ丁度、日本人カップルがやってきて私の後ろについた…

フィレンツェ三日目

パラティーナ美術館へは朝一番に訪れた。ピッティ宮の2階にあるこの美術館はとにかく広い。予期していなかったが、ここにはアルテミジア・ジェンティレスキの作品があった。それにカラバァッジョの作品もある。私にはこれだけでも充分すぎる程であったが、数…

アカデミア美術館から街歩きへ

ウフィツィ美術館で入場時間が早まった事に気を良くし、4時予約のアカデミア美術館へも、昼過ぎに行ってみた。するとすぐ入場できる券をくれたので嬉しくなる。入場券購入待ちの列を横目に中に入る。ミケランジェロ・ブオナローティ作『ダビデ像』の前はさす…

ウフィツィ美術館にて

日本から予約したウフィツィ美術館への入館時間は昼過ぎであったが、入場券引き換えを先に済ましておこうと朝一番で出かけた。すると嬉しいことに、8時30分の券を渡してくれた。自分の予約時間より早いので、間違えてないかと確認をしたところ大丈夫と言う。…