記憶に残る出会い
サラゴサでは、毎回違うバルに行ってみた。通りがかりに、人がたくさんいる店を見かけるとつい入ってみたくなる。ここに住む人々には、多分、それぞれにお気に入りがあって、決まった店に通っている雰囲気だ。 東洋人はどこでも私一人だが、言葉が通じないな…
サグラダ・ファミリア 前景 ちょっとテーマパークっぽい感じ 中に乗り物があったら子どもたちが喜びそう バルセロナ2日目。サグラダ・ファミリアへ行こうと地下鉄に乗ると、車内には、小学低学年かと思われる子どもたちが大勢乗っていて、座席で、あるいは立…
モンセラット発1時15分の登山鉄道に乗り、20分程でカタルーニャ鉄道への乗換え駅に着くと、掲示板で時間と乗り場を確認したつもりが、逆方向のホームに行ってしまったのだ。 電車を待つ僅かの間ベンチに座っていたが、反対側のホームに乗客が沢山居る。ムム…
カタルーニャ鉄道車内から眺めたモンセラット 右側 中央上辺り 岩山の真下に建物が見える モンセラットは、いかにも聖地という感じの山だ。遠目にもその威容が感じられるが、近づくと尚のこと威厳が増してくる。遠くから見る岩山の雰囲気はポルトガルのモン…
イガグリ家は、オレオレ詐欺にネズミ騒動、今度は古いスプレー缶が爆発って、まったく何なんだ。チミはワンダーランドの住人だったのか。 ワンダーランドか?イガグリ家!http://awawasyoji.hatenadiary.jp/entry/2015/10/02/072610 何かというと早退したが…
あらら商事に、何と初々しい新人さんが入社してきた。自称美女軍団の面々とは月とスッポンの新人さんに、イガグリさんの対応がまるで違う。 イガグリさん新人さんの初々しさにうっとりの巻 その1http://awawasyoji.hatenadiary.jp/entry/2015/07/06/073630 …
いつだってのんびりムードで、 何とも平和なあらら商事。でもたまには忙しい日もあって、お土産を配ることなど忘れてしまうのです。 気 になるおやつタイム スイーツ大好きさんhttp://awawasyoji.hatenadiary.jp/entry/2014/12/03/034848 うっかり者とあえて…
イガグリさんとトンガリさんは犬猿の仲だ。 自分がイガグリさんと話すのは、業務上やむを得ないからと事あるごとにクギを刺すトンガリさん。 内容いかんによらず、いつもなら徹底的に無視するのに、今回はどんな風の吹き回しか。 そこは独身の二人、もしかし…
好みのヘアースタイルと思っても、自分の髪質と合わなければ結構残念な結果になるのだが、気づかないのは本人ばかりなり。ああだこうだと人の髪型には煩い美女軍団の皆様だって、少しは鏡をご覧になった方がいいかも。 (ご自慢でしょうが、それ似合ってない…
文章の「てにをは」は変だし、知らない漢字は下手さでカモフラージュしようとするし。これは単なるメモじゃないんだよ。正式な書類だというのにチミたちはまったく。と、ハラハラ部長でさえも愚痴りたくなる部下たち。 あらら商事は学校か?http://awawasyoj…
イガグリさんから、AED講習会でのモデルを頼まれたマルシマさん。さあ、どうする。でもね。人形が用意されているから、モデルは必要ないのです。 あらら商事・AED講習会その1http://awawasyoji.hatenadiary.jp/entry/2014/11/11/034431 午後からのAED講習会…
ガリタ君はやはり能ある鷹だったのか?それとも単なるチャッカリ屋さん?今度は海外出張だよ!もちろんハラハラ部長のお供でね。 ガリタ君の海外出張http://awawasyoji.hatenadiary.jp/entry/2014/11/08/040319 いつも元気なマルシマさん。頼まれた用事が不…
学生時代は鉱物の研究をしていたというガリタ君は、とてもユニークでとらえどころがない。でも、穴のあいたズボンは、会社員としてNGでしょう。 ガリタ君入社の頃 清貧か?http://awawasyoji.hatenadiary.jp/entry/2014/11/05/030634 あらら商事は、学校だっ…
なにやら考え込んでいるイガグリさんに、救いの手を差し伸べようと親切なマルシマさんがやってきた。その案に乗るか、はたまた藁を掴む方を選ぶか、余計な悩みが増えてしまったイガグリさんである。 「プレゼンの強い味方」http://awawasyoji.hatenadiary.jp…
ちょっとちょっとイガグリさん!相手と同じ土俵にのってどうする。短期は損気って言うでしょう。ピザ屋さんだって大迷惑だよ。 にも関わらず翌朝会社で、皆に、この番号に掛けてみてくれると頼むなんて。よほど悔しかったのだろうけど、今度はお寿司が沢山届…
「豚ヒレ」に悩むゴンザ課長、そこへ通りかかったのが親切なマルシマさん。問題をたちどころに解決。マルシマさんはスーパーレディなのか? 「 不屈のゴンザ課長 豚ヒレの巻」 http://awawasyoji.hatenadiary.jp/entry/2014/10/14/030156 蛇足ながら、 この…
昨年まで勤務していた会社で、私が実際に経験した面白話を、「照る葉の森から」とは別仕立で、「あらら商事は本日も晴天なり」というタイトルで、実話をデフォルメ無しにごく短い記事にしたものがある。 自分の周りだけの狭い範囲なので、そうそう毎日面白い…
昨日は、朝から穏やかな日であった。散歩日和と歩き始めるとすぐに、近所のお宅の屋根の上に止まっている大きな鳥に気づいた。アオサギだ。こんな住宅地に珍しいと、慌ててスマホを取り出すと、スイッと飛び立ってしまった。でも、一段高いお隣の屋根に移っ…
山の辺ファームさんのイチジクジャム 奈良・山の辺ファームさんのジャムは、すっごく美味しい。正直言うと、これは想像以上であった。そもそも、旅先でジャムを購入したことなどこれまで一度もなかったのに、これも出合いだなと思う。 八朔ジャムをちょこっ…
昨日は、"マダムサミット"であった。といっても、何か難しいテーマを皆で議論するわけではない。かつて同じ職場で働いた6人が集って、美味しい食事とおしゃべりに楽しいひと時を過ごす会だ。 JR石川町の駅で待ち合わせてから、チャーミングセール開催中の元…
一期一会って、良い言葉だなと思う。それは人だけでなく、風景でも風でも、花の香りでも、その時々に自分が出合う全てに当てはまる。自分にとっての今は一度だけ。昨日と同じように思えても、陽の光も違えば風も違う。全く同じということはない。だからこそ…
歩き疲れて木陰のベンチで休んでいたら、同じく緑道を歩いて来た高齢の女性が、私に会釈してから横に座った。当たり障りのない話をしているうちに、ふと思いついて、この辺りはかつて畑だったのかと聞いてみた。目の前の集合住宅だけでなく周辺の戸建ても、…
フィレンツェ・バルジェッロ国立博物館で、熱心に彫刻に話しかけている幼子がいた。あまりに可愛らしいので、ママに許可を得て写真を撮らせて頂く。するとママが日本語で、「日本人ですか」と聞くので驚いた。重ねて「東京大好き」と言う。そこで私も、「Son…
子供服屋のほんわか看板ゾウさんリキ君は、元気溢れるやんちゃ盛りの柴犬だ。ノラ君と遊ぶリキ君を見たのが、初めての出会いだった。飼い主さんと挨拶を交わすようになってから、リキ君へも挨拶する。リキ君も、私へ飛びついて喜んでくれる。電車の時間など…
「自ら機会を創りだし、機会によって 自らを変えよ」と書かれたプレートを、会社を辞めた後も長いこと部屋に飾っていた。初めて勤めた会社の社訓だが、とても好きな言葉であった。無邪気な社会人1年生は、自由な雰囲気の若い会社で伸び伸びとしていた。ただ…
屋根付きの橋から子供達の水遊びを眺める 右側 橋の手すり上部辺り 見学を終えホテルで休んだ後、ブルーパンプキンまでトゥクトゥクで行く。食事が来るのを待っていた時、少し離れた席の女性と目があった。軽く会釈すると間もなく、その方が私の前の席に移っ…
ドゥオーモ屋上 朝1番にブレア絵画館へ行く。ここも名作を取り揃えている美術館だ。私の目当ては、カラヴァッジョの『エマオの晩餐』である。この作品も素晴らしかった。同テーマの絵がロンドンの美術館にあるが、私はこちらの方が好みだ。 絵画館を出るとス…
n 左側 カ・ドーロを守る狛犬みたいなライオン? 生活感溢れる風景 カ・ドーロのベランダからお隣を眺める 朝8時過ぎのユーロスターイタリアでヴェネツィアへ行く。7時間位は滞在出来るよう計画して、早割でチケットを手に入れていた。あまりに高いヴェネツ…
オスロからミュルダールへ向かう車窓より 湖水に映る家々 日本からメールで、オスローベルゲン間の荷物別送サービスをお願いしておいたので、フィヨルドツアー出発の朝、係の人が引き取りに来るのを待ってから朝食を摂る。 ホテルの食事はサーモンとサバが殊…
短いスイス滞在だが、ベルンにも行こうと前日購入したチケットを持って電車に乗った。チューリッヒから1時間と近い。『マルタの優しい刺繍』という老女を主人公にした映画で、村から老女4人がバスでベルンにやってくる場面があった。ちょっと行ってみたい、…