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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

自分の目的に向かって真っしぐらー先ずはその徹底した資金作りに脱帽!

NHKの地球ラジオという番組に、「旅人は見た」というコーナーがあって、世界各地を旅されている方々が、現地から旅の様子を話してくれる。どの方の旅もユニークで、毎回の放送が楽しみである。今回はそのうちの一人、自転車で世界各地を旅されていた小口良平…

やる気を待つのではなくとりあえず始めてみる

山田ズーニーさんのこのツイートをたまたま目にして、 "「エネルギーがあるから描ける、のではない。描くからエネルギーが湧いてくる、んだ」朝、ぽちっとTVをつけたら画家、横尾忠則さんが言った。・・・" まったくその通りだなと感じた。エネルギー」を「…

彼岸花によせて

成人式の振り袖を思わせる艶やかな姿 そういえばここの蕾もそろそろかと、通りがかりにふと目をやれば、すっかり美人さんになっていた。雨の中で艶やかに立つ彼岸花、傍にはデビューを控える妹たち。 デビューに向け準備も万全の妹たち スッーと伸びた細い茎…

あまりに幼稚なと、NZで逆上ヒッチハイカー大暴れの記事に思う

「4日間誰も乗せてくれない!逆上ヒッチハイカー大暴れ」(AFP 9/21日付)というニュースに、何とまあ・・・と、呆れてしまった。 記事によると、"ニュージーランドの小さな町からヒッチハイクで移動しようとしたフランス人旅行者の男が、4日間誰からも車に乗…

知床で道路脇に塩鮭が投棄されていたという記事に

知床で道路脇に塩鮭が投棄されていたというニュース(withnews9/20付)に、その行為が何を引き起こすか、たとえ知らなかったにしろそれだけでは済まされないだろうと憤りを覚える。 記事によると、 "世界自然遺産に登録されている北海道の知床。そこにある「フ…

そろそろカラッと晴れてほしいなあ!ーでもこんな年もあるさと構えていよう

相次ぎ発生する台風や秋雨前線の影響で、東京では9月の日照時間がだいぶ少ないということだ。「カビが生えちゃうよ」というキャスターの言葉に、ラジオの前の私もまったくと頷く。湿度が高くジメッとしているので、気温はそれほど高くはないものの、少し歩い…

主義を貫く凄まじい生き方ー井伏鱒二氏のエピソード『晴れた空 曇った顔』より

『晴れた空 曇った顔』安岡章太郎著・幻戯書房・2003年)に、"追筆 1993年7月26日・・・「他人をはばかる情愛の深さ」"(P・52~56)という井伏鱒二さんについてお書きになった短い文章があるが、これもこちらの心に深く染み入る。 "井伏さんについて語る人は、…

父はユズリハの如く

通夜も済んで、今日は父の告別式。起き抜けに今朝は、お父さんこれまでありがとうと手を合わせる。 7月に、私の長男に長男が生まれたことを報告に行った時、これで曽孫が5人ととても喜んでくれた。女の子が1人に男の子が4人と、何度も何度も指折り数えては…

父逝くー心静かに庭を眺めながらこの世に幕を引く

父逝く。亡くなる時はこうありたいと、誰もが望むような最期であった。残された者それぞれの事情もよく考えてくれたかのように、もういいかなという感じで旅立った。見事というしかないほど間が良い父だった。 今年90歳の父は、15年前に妻である私の母を送り…

チェーホフ先生の迷惑げな顔をいつでも心に留めておきたい

「井伏鱒二のふるさと」に出てくる、(『晴れた空 曇った顔』安岡章太郎著・幻戯書房・2003年)ソ連を旅行したとき、トルストイ、ドストエフスキー、チェーホフなどの住居跡や別荘を見学して回る話がなかなか興味深い。(但し、50年以上も前のことだ。) 国家に…

『高倉健インタヴューズ』は時々開きたくなる本だ

私は、高倉健さんの、眼差しの温かさがジュワッとこちらの心に染み込んでくるような文章が好きだ。『旅の途中で』や『あなたに褒められたくて』を読み返すたびに、新たにジュワッという思いが広がる。 ところで、ご本人のエッセイとは別に、以前にも参照させ…

この時代に新聞は読むほどの価値があるのだろうか?

先週月曜日のラジオ番組で、ジャーナリストの青木理さんが、東京新聞を除いた各社が、一面からオリンピック報道一色ということに疑問を呈していた。ドイツ在住のジャーナリスト熊谷徹さんも同様のことをツイッターに投稿しておられた。 趣旨は違うが、それが…

税金の使い方には目を光らせようー東京オリンピックや築地移転問題に思う

東京オリンピックの予算がどんどん膨れ上がっていることをテーマにしたラジオ番組(TBS・デイキャッチ・8/22)を聞いていて、とりわけJSC(日本スポーツ振興センター)って一体何を考えているんだとびっくりしてしまった。国立競技場建設予算に、JSCのビルを建て…

泣いたっていいじゃないかー「沙保里の涙に辛口コメント」に思う

ヤフーニュースに、"「中尾ミエ、沙保里の涙に辛口コメント」"とあったので読んでみた。19日放送のTOKYO MXテレビ「5時に夢中!」という番組に出演した時の発言のようだ。 "吉田の涙について聞かれた中尾は「やることはすべてやったんだし。本当に…

ナンセンスこそが偉そうなマジメの暴走を防ぐ

駄洒落、ナンセンス(nonsense)の類が大好きな私は、ほとんどつまらない親父ギャクにも笑ってしまう。可笑しくもないけど、一応笑っておくかといったお付き合いでそうする訳ではなく、聞いた途端プッと吹いちゃうのだ。つまり私の場合、笑いの沸点が限りなく…

バラ?の花束とおじいさんー空想が止まらない

金曜日の朝、通りの反対側を歩いていた老人に目が止まったのは、手にしている花束のためだった。白い包装紙の中に、赤色が見えた。「バラ?」まさかと思って、すれ違いざまに確かめると、鶏頭であった。近づくと、赤に混じってオレンジ色もある。もしかして…

ママの腕の中にいる時の赤ちゃんは幸福感にあふれている

眠っている赤ちゃんを見ていると、時々笑っている。これは新生児微笑といって、生まれてから2ヶ月くらいまでの赤ちゃんに見られる本能的な行動だそうだ。とはいえ、まるで楽しい夢をみているかのようで、ついこちらの頬も緩む。 腕に抱かれている時も、大人…

ルクミって?それはギリシャのお菓子ー『雨天炎天』には凄いルクミあり

パリ在住の梨の木さんという方のブログに、ギリシャ土産に頂いた「ルクミloukoumi」というかなり甘いお菓子の事が書いってあった。そのちょっと前に、そのお菓子について本で知ったばかりの私は、おおここにもルクミかとそのタイミングに喜ぶ。 ブログでは、…

考える手掛かりを与えてくれる本ー『やがて哀しき外国語』

『やがて哀しき外国語』(村上春樹・講談社文庫・1997年)は、発売された当初、ウンウンと大きく頷きながら読んだはずなのに、内容はすっかり忘れていた。そんな自分にガッカリしたけれど、改めて読んでも(というのもおこがましいが)、考え方の芯にあるものに…

心にズシンとくる映画ー『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』

『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』は、中心にあるテーマ故に、心にズシンとくる映画だ。監督へのインタビューを読むと、ホロコーストの映画ではないということだが、かなり重要なポイントとなっている。「受け継ぐ者たちへ」というタイトルに、それが表れてい…

オリンピック開会式で旗手に続いたのが役員の一団ってカッコ悪すぎだ

"上半身裸の旗手がいたり、女性選手ばかりが集団の先頭を占めたり。出場国のお国柄が出る入場行進だった。そんな中、104番目に登場した日本で、旗手の右代啓祐に続いたのは本部役員の一団。集団の先頭の年齢層がこれほど高かったのは、中国など数少なかっ…

元都知事の「化粧の濃い大年増」発言に唖然とする

以前ツイッターで、「都知事選は罰ゲーか」というような投稿を見たが、候補者の顔ぶれにまったくと溜息が出る。その応援団にしても然りといったところだ。特に、小池百合子さんの対立候補を応援する元都知事とその息子には、まさに口あんぐりといった気分だ…

良い嫁とか良い姑になろうなんて幻想にとらわれないことが一番大事

ある時、同じ場に居た人の口から、それまで閉じこめていたお嫁さんへの気持ちが、まるでパンドラの箱を開けたかのように後から後から飛び出してきて、やや呆気にとられたことがある。それらを誘発してしまったのは一体何と思ったが、きっかけの有る無しによ…

庭にたくさんの食べられる木の実があったらいいのにー白昼夢

今年の夏は猛暑が予想されていたのでそれなりに覚悟していたら、この夏は平年並みと 、10日ほど前に気象庁から修正がだされた。梅雨明けがまだの東京は、一昨日、昨日と、雨空の下で肌寒いくらいだ。 中央 やや赤く色づいたリンゴ 大きくなったリンゴ ところ…

顔の劣化に驚く日々ーいつか通らざるを得ない道と分かってはいたが

かなり昔のことだが、ある女性評論家の方の本で、(「その歳にならなければ分からないことがある」って姑が言っていたが、自分がその年齢になって初めてその言葉が実感できた)というような文章が、妙に心に残っていた。それから30数年経た今、私も、あらゆる…

いずこの国にも魑魅魍魎が蠢いている

アメリカでは18日(日本時間では19日の未明)から21日までの予定で共和党大会が始まったが、トランプ氏を大統領候補に指名するのに反対の党員も多いそうで、評決の仕方ですったもんだあったという。 また今回は、スポンサーが相次いで辞退したり、元大統領のブ…

なんぼのもんじゃいはハウマッチでいいんですか?

以前ツイッターで、"日本の映画を海外で見ていた時、「なんぼのもんじゃい」という台詞が、字幕では「ハウマッチ」となっていた"というのを読み、どんな場面での台詞だったのだろうと、想像するだけで可笑しくなった。 真偽のほどは分からないが、実際そうだ…

ミニトマトを突ついて食べるカラスから広がる連想

玄関前の狭いスペースを利用して、トマトやピーマンなどをプランターで栽培しているお宅がある。駅からの帰り道、そのお宅の前にカラスがスッーと舞い降りるのが見えた。 近づくと、カラスは2羽だった。何をしているのだろうと思いながら通り過ぎると、道路…

都知事選は面白合戦なの?世界中から飛び込むニュース以上に暗澹とする

日々世界のあちこちから飛び込んでくるニュースに、心が暗澹としてくる。フランスでは、"今月末に非常事態宣言を解除"とちょうど14日のニュースで聞いたばかりだったというのに、昨日の朝飛び込んできたニースの事件にはまったく驚いてしまった。(ちなみに、…

「夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ」たいと、せっせと歩く

このところさすがに歩く距離は短くなったが、それでも、毎日往復で1時間は歩いている。たっぷりの汗こそかくものの、真夏日程度の気温では、思ったより暑く感じない。猛暑日くらいになると、さすが道路がムアッーとして、風があっても熱風だ。時には、カフェ…

自分たちの暮らす街について考えさせられる本ー『ボローニャ紀行』

『ボローニャ紀行』(井上ひさし著・文藝春秋・2008年)を、単なる旅行記のつもりで読み始めたらそれ以上の面白さだ。イタリア全般についての考察の深さに、こちらもずんずん入り込んでゆく。 先月下旬、ヤマザキマリさんの講演を聞きに行った際、 "イタリアで…

お楽しみで読む本は自分の感性に合ったものだけに

私は本好きで、比較的よく読む方かなとも思っているが、まだ縁のない作家もどっさりいる。むしろ、好んで読んでいる作家の方が圧倒的に少ない。たとえ流行作家と呼ばれ、作品が次々ヒットを飛ばそうが、なぜか手に取る気がせず、結局そのまま読まずじまいと…

女性だから、それとも?ー都知事選立候補者へのコメントに?となる

TBSのディ・キャッチという番組は、日本だけでなく、"アメリカや中国の今"にも言及していて、なかなか面白いと思っているが、曜日毎のレギュラーデイキャッチャーに、時々?って感じることもある。 水曜日はディキャッチ時事川柳というコーナーがあって、応…

『帰ってきたヒトラー』はおすすめの映画だ

『帰ってきたヒトラー』(TOHOシネマズ新宿)を見終えて、よくできた映画だと思いつつも、終わり方がやや釈然としなかった。この後味の悪さは何だろうと考えながら駅に向かう途中、突然その意図に気づき、改めて凄い映画だなと深く感じ入った。 原作は2012年発…

世界中に山積している問題を自分ごとと捉えて考える

先週来、EU離脱というイギリスの国民投票の結果に、あちこちから様々な意見が噴出している。事情に暗い私も、何とか理解したいと、熱心にニュースを読んだり、ラジオに耳を傾けたりしていた。 そのたび、なるほどそういうことかと、出てくる意見にその都度頷…

51年前ビートルズのインタビューに成功した日本人女性

ビートルズは今なお世代を問わず好まれ、ずいぶん身近に感じていたものだから、日本公演が50年前だったと改めて言われると、そんな前だったのって少しびっくりしてしまう。自分の年齢を考えればまったく当たり前だが、半世紀経ったというのはやはり感慨深い…

雨の日も心の持ちようで楽しくなる

昨日の朝はやや強い降りだったので、散歩する代わりに、電車に乗って出かけてきた。通勤ラッシュをやや外したものの、車内にも通りにも人が溢れている。人波に連なり少し歩いてから、コーヒータイムだ。 通りから一階分ほど下がった場所にあるカフェの、大き…

もしも猫語が話せたら楽しいだろうな

時々ツイッターに流れている猫の画像に、可笑しくて笑いが止まらなくなることがある。 狭い筒状の入れ物に身体をすっぽり収め、顔だけ出して平然としている猫。どうしてそんなアクロバット的なことをするのというほど、身体をわざわざよじって餌を食べたり、…

自分の前に立ちはだかる最大の壁は自分自身

先日のヤマザキマリさんの講演会には、圧倒的に女性、しかも、自分を含め年代が高そうな方々が目立った。漫画に縁がなさそうな層なのにどうしてと訝しく思ったが、テレビを見ない私が知らないだけで、テレビにも結構出ていらっしゃるようだ。日曜美術館にも…

ヤマザキマリさんの爆笑講演会

ヤマザキマリさんの『イタリア家族』がとっても面白かったので、これはぜひご本人の話も聴いてみたいと、昨日、田町まで出かけてきた。(「ヤマザキマリの人生壁知らず」・港区リーブラホール) この講演は、港区男女平等参画フェスタという催しの一つで、港区…

繰り出されるギャグには困ったけれどーそれでも楽しかった『家族はつらいよ』

『家族はつらいよ』に大笑いしての帰り道、この映画に相次いで出てくる古いタイプのギャグは、果たして若い人に受けたのだろうかと気になった。ちなみにこの映画は、三月に公開されている。 半数以上埋まった座席のほとんどが高齢の女性たちで、僅かだがご夫…

もう一度見たい『潮風のサラ』ー農夫役のクリストファー・ウォーケンが光る

私はクリストファー・ウォーケンが大好きだ。『ブルースが聞こえる(Biloxi Blues)』のトゥーミー軍曹には、当初まったくなじめず、従って名前も知らなかった。それでも、何となく気になる俳優さんではあった。 会社で同僚たちとお昼を食べていたら、年若い同…

あじさい祭り開催中ー高幡不動尊

一昨日の紫陽花が描かれたハガキに刺激されて、昨日は高幡不動尊まで出かけてきた。あじさい祭りの真っ最中で、ちょうど各種あじさいが見頃ということだ。さぞかし混むだろうと、朝9時過ぎに着いてみれば、境内にまだ人は少なかった。 おかげで、鳥の声に耳…

紫陽花の花束が届いたー友人からのハガキ

友人からのハガキ (部分) 紫陽花の花束が届いた。遠方に住む友人から嬉しい便り。そのハガキに描かれた紫陽花だ。"我が家にも左上のピンクの花が咲いています。"とあって、友人の家の庭にしばし思いを馳せる。一緒に、花を眺めている気分だ。 それにしても、…

リンゴの木にちっちゃな実がいっぱいーリンゴ記念日

いつもの散歩道で、バラにばかり気を取られていたら、なんとそのお宅にリンゴの木を発見。灯台下暗しとは、まさにこのことではないか。気分もグンと上向き、先日のトマトに続き、今度はリンゴ記念日だと張り切る。 門から玄関までほんのちょっとだが、森へ続…

トマト記念日と名づけたいほど美味しいトマトに出合った日

トマトは大好きだが、スーパーで買わなくなって久しい。散歩の途中、畑の横の直売所で運良くトマトを見つけた時に買うくらいだ。ところが先日、店頭に並ぶトマトが気になり、買ってみた。だが、何の味もしなかった。 子どもの頃口にしたトマトがどんな味だっ…

老父と息子のほのぼのとした会話

カフェで一休みしていると、高齢の父親を伴った50代半ばくらいの男性が、横に座った。本を読んでいた私だが、タブレットで写真を見せてもらっているお父さんが言葉を発するたび、つい意識がそちらへいってしまう。ほとんどの人がパソコンやスマホに集中して…

雷の子が可愛らしい小噺

"雷様がそこいらをひと巡りして鳴らしの仕事に出ようとすると、女房が「あ、そう、御苦労さま。坊やもついでに連れていっておくれよ」と頼まれ、足手まといだとぼやきながらも、子どもに虎の皮のフンドシをしっかり締めさせ、背中に小さな太鼓をしょわせて、…

映画は自分が撮るつもりになって観るのも面白そうだ

『映画を見る眼』(小栗康平・日本放送出版協会・2005年)を読んで、今更ながらではあるが、映画と原作はまったくの別物と教えられた思いであった。私はこれまでずっと、(原作がある場合だが)原作を映像化したのが映画で、両者をほぼ同様と考えていた。だが映…

香り高い花にひっそりとした野菜の花ー目黒天空庭園にて

ハマナスの花と実(右の丸い緑色)目黒天空庭園に来てみたら、今月初めに咲き出したハマナスが、まだ咲いていた。嬉しくなって鼻を近づけてみると、以前ほど香りが強くはない。次から次へと嗅いでみるが、どれも今ひとつだ。ならば、クマンバチが潜り込んでい…