照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

2017年・スペイン・ポルトガルの旅

ワシこれでもライオンなんですわ〜エヴォラ美術館(ポルトガル)で

エヴォラでは特に観光予定もなかったのだが、思いついてエヴォラ美術館へ行ってみた。宗教絵画などよりは、ローマ時代の遺物を含む古い時代の彫刻などの方が見ていて楽しい。それも、作品価値が高そうな立派な物よりは、ユーモラスな物に目がいく。 ワシ こ…

エルヴァスからエヴォラへ〜1時間半のバスの旅にはワクワクがいっぱい

エルヴァスからエヴォラへは、リスボン行き午前8時30分のバスに乗車。(リスボンへは、エヴォラを経由しないで行くバスもある。)平日なら、この次は午後1時のバスがあるのだが、日曜日は午後4時とずいぶん間隔が空いてしまう。そのためちょっと早い出発だが、…

バダホスから国境を超えてエルヴァスへ〜スペインからポルトガルまで12キロ

バダホスからはなんと、リスボン行きのバスも出ていた。よく調べもせずに、バダホスをかなりの田舎だと思い込んでいた私は、さすがに、バスがターミナルに近づくにつれ、その認識を改めてはいた。(エル・コルテ・イングレスの買物袋を下げた人もいっぱい見か…

メリダからバスでバダホスへ〜スペイン

メリダには3泊(パラドール・デ・メリダに宿泊)したが、もう1日くらい居たい気分であった。でも、この日は金曜日。バダホス経由でエルヴァス(ポルトガル)へ移動する予定にしているのだが、土日はバスの便がないのだ。 かといって、月曜日までの滞在ではやや長…

遺跡好きにはワクワクのメリダ〜スペインで最大のローマ時代の遺跡がある町

メリダには、ローマ時代の遺跡が多く残されている。だが、今回メリダへ行ったのは、遺跡への興味以上に、マドリッドからポルトガルに抜けるには最短距離のよう思えたからだ。 チケットを予約した当初は、ビルバオやセビーリャ、その足でファーロ(ポルトガル)…

心ウキウキと足の向くままにあちこち歩いてみる〜マドリッド最終日

マドリッド4日目は、サン・イシドロ教会から回ることにした。前日の日曜日、マヨール広場を通りかかって初めて祭のことを知ったのだが、何とタイミング良いことに、5/12日から15日までと私の滞在と重なっていた。4日間とはずいぶん長いなと思ったがそれもそ…

マドリッドは見どころがいっぱいーでも美術館の閉館時間にはご用心!

マドリッドには、美術館がとても多い。しかも、時間帯や曜日によって無料にしている所も結構あるので、それらを上手く利用するのもいい。但し、閉館時間に気をつけなければとんだ失敗をする。 私は、マドリッド3日目の日曜日、閉館時間が午後3時と早い王立…

こんな愉快な絵からワラジ?までー国立考古学博物館(マドリッド)

石に描かれた絵 見ているだけでこちらも笑顔になる 国立考古学博物館にはこんな楽しい絵があった。アルタミラ洞窟のリアルな牛の絵に比べ、これは何とも素朴で子どもが描いた絵みたいだ。わざわざ石に彫っているところから察すると、ただの落書きとも思えな…

ブリューゲル(父)の絵を見にデスカルサス・レアレス修道院へ〜マドリッド

初日にプラド美術館とソフィア王妃芸術センターに行ってしまったので、もうマドリッド観光は終了かなと思いつつガイドブックを開いたところ、気になる美術館が幾つかあるではないか。日帰りでトレドやセゴビアに行っている場合ではないと、回る順番を検討し…

旅の安全対策はバッグに工夫かつ一瞬でも気の緩みが無いよう心するに尽きる

今回の旅行では、思いつく限りの対策を施した。まず、財布は持って行かないことにした。海外では、小銭入れにその日使う分プラスアルファの現金を(紙幣は折りたたんで)入れておき、その他のお金は腹巻き型の物入れに入れているので、正直、財布は邪魔だなと…

旅先では自分の関心あることだけに絞る〜行って良かったプラド美術館

オステルにチェックインした後、すぐさまプラド美術館に行った。もし、チケット購入に時間がかかるようだったら、いっそ午後6時からの無料で入館でき列に並んでも良いかと考えたが、何のことはない。3時前に着き、15分ほど並んだだけで済んだ。 マドリッドに…

マドリッドでは立地と価格を考慮〜アトーチャ駅近くのオステルに滞在

サラゴサからマドリッド・アトーチャ駅に到着してみれば、そこには人も車も溢れていてさすがスペインの首都、大都会だなと唸る。しかしこれじゃ、駅前の道路が広すぎて、どれが目指す方向なのか見当もつかず面食らってしまう。用心のための手書きの地図なん…

バルでのちょっとした経験の一つ一つが私の旅を豊かにしてくれる〜サラゴサ

サラゴサでは、毎回違うバルに行ってみた。通りがかりに、人がたくさんいる店を見かけるとつい入ってみたくなる。ここに住む人々には、多分、それぞれにお気に入りがあって、決まった店に通っている雰囲気だ。 東洋人はどこでも私一人だが、言葉が通じないな…

アルハフェリア宮殿は予想以上の美しさーサラゴサ(スペイン)

宮殿には興味がないけど一応行ってみるかと訪れたアルハフェリア宮殿。この美しさは予想外であった。ちなみに、ムデハル様式というそうだ。グラナダにある同様式のアルハンブラ宮殿にも、急に興味が出てくる。 現在宮殿の一部は、アラゴン州議会と使用されて…

安藤広重の東海道五十三次から古代ローマの円形劇場まで〜サラゴサは幅広い

安藤広重 名所江戸百景「大はしあたけの夕立」 葛飾北斎 「海上の不二」(本に掲載) サラゴサ博物館には、安藤広重の東海道五十三次が思いがけず何枚もあった。出来過ぎのようだが、この日の朝方、藤沢周平の『溟い海』を読み終えたばかりであった。そして、…

ピラール聖母教会は天井画も素晴らしい〜その一部はあのゴヤ作という

ローマ時代に作られたピエドラ橋から見たピラール聖母教会 ピラール聖母教会 サラゴサのピラール聖母教会は外観も見事だけれど、内部の天井画がとても素晴らしい。システィーナ礼拝堂(ヴァチカン)のミケランジェロばかりがもてはやされているけど、いやあ、…

街中に栴檀の香り漂うサラゴサでホッと一息

スペインに来て5日目、この日は朝9時半のバスでバルセロナからサラゴサまで移動だ。カタルーニャから地下鉄1号線で2駅目の、アルク・ダ・トリオンフ側のバスターミナルまで行く。ホテルの最寄り駅はパセジ・ダ・グラシアだが、カタルーニャまで歩いてもさほ…

日曜日もカタルーニャ広場周辺はバルもカフェも営業しているーバルセロナ

バルセロナ4日目は、既述のようにモンセラットへ行った。この日は日曜日なので、カフェやバルは一様に休みなのかと思っていた私は、モンセラットから戻り、カタルーニャ鉄道から地下鉄に乗り換える前に、駅近くで営業していたカフェでパンなどを持ち帰り用に…

ゴンドラに乗ってバルセロナ市内を一望〜モンジュイックの丘

ホテル最寄りの駅パセジ・ダ・グラシアから地下鉄11号線で5つ目のパラ・レル駅まで行き、フニクラついでゴンドラに乗ってモンジュイック城まで行ってみた。モンジュイックの丘は、標高173mということだが、ゴンドラに乗っていると、バルセロナ市内が見渡せ…

こんなピクニック気分の校外学習は楽しそう!ーバルセロナ

サグラダ・ファミリア 前景 ちょっとテーマパークっぽい感じ 中に乗り物があったら子どもたちが喜びそう バルセロナ2日目。サグラダ・ファミリアへ行こうと地下鉄に乗ると、車内には、小学低学年かと思われる子どもたちが大勢乗っていて、座席で、あるいは立…

世界で一番スリが多いというバルセロナにドキドキだった私だが美しい街に感激

世界で一番スリが多い都市一位にランク付けされているバルセロナには、どんな悪党がいるのだろうと、臆病者の私はビクビクしながら思いつく限りの用心をして出かけた。 カタルーニャ広場 5月4日の午前中、ホテルに荷物を預けると、さっそくプラタナスの並木…

送電線がまるで団地状態のコウノトリの巣にはビックリ!

上から下まで団地状態のコウノトリの巣 エヴォラからリスボンに向かう途中、コルク樫の林の中に立つ棒、もしくは枯れた木のてっぺん、あるいは送電線の横に立てられた高い棒の先にと、幾つものコウノトリの巣を見た。でも、これはまるでコウノトリの巣団地と…

アアッ!電車行っちゃったよ〜何でも自分で確認するのが鉄則と改めて心に刻む

モンセラット発1時15分の登山鉄道に乗り、20分程でカタルーニャ鉄道への乗換え駅に着くと、掲示板で時間と乗り場を確認したつもりが、逆方向のホームに行ってしまったのだ。 電車を待つ僅かの間ベンチに座っていたが、反対側のホームに乗客が沢山居る。ムム…

モンセラットはバルセロナから1時間半で行ける一押しスポット!是非どうぞ

カタルーニャ鉄道車内から眺めたモンセラット 右側 中央上辺り 岩山の真下に建物が見える モンセラットは、いかにも聖地という感じの山だ。遠目にもその威容が感じられるが、近づくと尚のこと威厳が増してくる。遠くから見る岩山の雰囲気はポルトガルのモン…

メリダ(スペイン)にはコウノトリの巣がいっぱいーもちろんローマ時代の遺跡も

メリダのコウノトリ マドリッドから電車で5時間。ハゲ山ばかりの風景に飽き飽きした頃、突如出現したオアシスのような雰囲気に浮かれ、〈遥々来たぜ~メリダ!〉と駅に降り立ってみれば、車内の温度表示そのままに32度という真夏日だ。 宿泊先のパラドールメ…

こんな楽しい絵がいっぱいーこれじゃミロが生まれるわけだと実感 バルセロナ

モンジュイック城まで行くつもりでいたのだが、カタルーニャ美術館に寄ったら、あまりの楽しさにそこで力尽きてしまった。これまでまったく興味がなかった中世の美術だが、マンガチックなタッチがちょっと棟方志功の版画をも想起させて、思いつくままにセリ…