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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

節分には恵方巻きが主流になってきたのかな

今日は立春。北風も弱まって、多少気温も上がるという。ところで、昨日の節分には、どれくらいの豆が撒かれたのだろう。そして、皆さん歳の数だけ豆を食べたかな。それとも、節分には恵方巻でしょうというお宅も増えたのかな。 昨今は、関西発祥の恵方巻が、…

心の中に静かに深く分け入ってくる『シーモアさんと、大人のための人生案内』

遅ればせながら、『シーモアさんと、大人のための人生案内』を下高井戸シネマで見てきた。昨年公開されたこの映画についてはまったく知らなかったのだが、下高井戸シネマで上映されるということで、どんな内容か公式サイトの予告編を見てみた。そして、これ…

香川のお酒「凱陣」が東京でも飲める

「この店、凱陣があるよ」との次男の言葉に、東京でも飲める店があるんだと行ってみた。とはいうものの、私は日本酒を飲まない。若い頃のほんの一時期日本酒好きだったこともあるが、今はアルコール度数の低いビールばかりだ。 次男はアルコール類がまったく…

アメリカの入国制限について大統領令の裏を読む見方になるほどと思う

昨日夕方のラジオで、今、世界中から非難が巻き起こっているアメリカの大統領令(入国制限)に関して、ジャーナリストの小西克哉さんがなかなか深い読みをされていた。 トランプ政権下では、現段階で人事も政策もほとんど決まっていないので、そちらから目を外…

本の処分をしながらいろいろと考える

このところ、また荷物の整理をしている。私の部屋で家具と呼べる物は、小さな折りたたみ式のテーブルと籐のスツール、それと2段のカラーボックスが4個だけだ。ここに納められているのは、日樹的に使用する小物類の他は、語学学習関係を含めほぼ全てが書籍だ…

目立たないようにではなく、逆に目立つように擬態するカバシタアゲハ

昨日朝のラジオ番組で、昆虫写真家の海野和男さんが、擬態する蝶について話されていた。昆虫の多くは、擬態によって自分を目立たなくするのだが、逆に目立つように擬態するものもいるそうだ。例えば、アサギマダラそっくりに擬態するカバシタアゲハだ。 羽が…

くすんだり錆びさたりした10円も酢でピカピカに

硬貨がひょっこり隙間や物入れの奥から出てきた時、または長い間貯金箱に入れたままにしていた時、色が変わったりしていて、ちょっと使いづらいと思うことがある。出番もなくひっそりと眠っていたような硬貨は、くすんでいるだけじゃなく、青錆びのようなも…

鼻水すすりは単なるクセかもしれないーすすらずにかみましょうと提案したい

図書館にいると、この時期は風邪気味の方が多いのか、鼻をすする音があちこちから聞こえる。このズズっという音が汚く感じられて、どうにも耳触りで仕方がない。しかも、一人が大きな音を立てると、まるで引きずられるかのように、我も我もとすすりあげはじ…

今が寒さの底と自分に言い聞かせつつ今朝も水シャワーを浴びるなり

毎朝欠かさずやっている水シャワー、さすがにこのところは、水が冷たすぎて身体を刺すような感じさえする。身体も十分温まったし、いざ始めようかとなっても、多少は勇気を奮いおこす必要さえある。 水を浴びるのは1分間だが、これが案外長く感じられて、い…

定期券の時差割引があれば通勤ラッシュも緩和されるのではないかと思った件

blogosで、"ノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大学のダニエル・カーネマン教授らはテキサスで働く909人の女性を調査しました。"http://lite.blogos.com/article/207013/という記事を読み、幸福度のワースト1位が、"朝の通勤(電車など)"に、やはりなと…

ユーモラスな語り口に耳を傾けているうちに、〈なるほどね〉と納得する本

『望遠ニッポン見聞録』(ヤマザキマリ著・幻冬舎・2012年)を手にしたら、テーマごとのイラストが面白く、早速読んでみた。私は、ヤマザキマリさんのお書きになるものが好きだ。物の見方、考え方に共感することが多い。というよりもむしろ、(ああそうか)と気…

組織が大きくなればなるほど悪い根は蔓延りやすいものだと考えさせられた件

このところ何かとニュースで目にする東芝だが、「東芝が水力発電機器のデータ捏造 週刊新潮の報道で発覚」(朝日新聞デジタル1/23日付)の記事http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170123-00000078-asahi-sociに、悪い根は会社全体に蔓延っているのだろうなと…

大根とカブにはりんごとさくらんぼくらいの違いがあるってびっくり!

昨日、NHK朝5時代の番組・いきものいろいろのコーナーで、千葉県中央博物館の尾崎煙雄(オザキケムリオ)さんが、大根とカブの違いについて話されていた。りんごとさくらんぼくらいの違いがあると聞き、アナウンサーの二人はびっくりしていたが、私も、エッ、…

自分を、永遠にお姫様の地位に留めてくれる王子様なんて、所詮いないのだ

web上の記事を見ていると、30代はおろか、40代になっても結婚を夢見続ける人は多いのだなと感じる。 ある30代女性の相談に、回答者の菊乃さんという方が、"30歳を超えて「いつか王子様が」と待っていたら、やってくるのは「親の死」です。その時あなたは何歳…

アメを噛んで欠けた歯ー治療のたびに後悔

だいぶ前のことだが、硬いアメをガリリと噛んだところ、上の前歯の先が少し欠けてしまった。結局その部分は、プラスチックで補修しているのだが、2年くらい経つと取れてしまう。 この間も、鏡を見ていて取れていることに気づいたが、いつ取れたのかは分から…

この冬大活躍ー手づくりの特製腰当て

仕事をしていた頃、冬ばかりかほぼ一年中、私の身体は冷えていた。特に腰の辺りが寒く、使い捨てカイロは必需品であった。腹巻にレギンス、ソックスにカーディガンを着用するだけでは足らず、腰だけなく、場合によっては、肩の中央(うなじの下)とお腹にも、…

50年、100年先を見通すなんてどだい無理な相談だー昔の写真集を見て思う

高度経済成長の少し前、ちょうど60年ほど前の写真集を見ていて、かつて日本はこんな感じだったのかと、今の日本からは想像もつかない東京や横浜の様子にややたじろいだ。 そこに写っているのは主に子どもたちで、ほとんどが遊ぶ姿なのだが、背に弟妹をおんぶ…

寒さって必要なの?

ここ直近では稀な大寒波といっても、最高気温がマイナスの地域からすれば、東京はずいぶん暖かい。私の部屋の場合、室温は早朝でも12度前後ある。朝、掃除のため窓を開け閉めした後でも、これまでのところ10度を下回ることはない。 そして太陽が昇るにつれ、…

時には一枚の写真が語ってくれる言葉に耳を傾けてみる

春、シャガの花を目にするたび、"著莪(しゃが)は寂しき花なりき"という大木惇夫の詩の一節がセットのように浮かんでくる。若い頃、熊井明子さんのエッセイでこの詩を知ったのだが、確かに、シャガにはひっそりとした印象があって、群生していても地味な感じ…

バルタン星人みたいな鶏ドンタオって?

昨日、NHKFMのお昼の番組で、ゲストの遠藤秀紀さん(東京大学総合研究博物館教授)が鶏の話をされていた。鶏が家禽となる前、原種はどのような鳥だったのかなんて、正直、これまで頭をかすめたことさえなかった。だが、原種の可能性が高いとされている赤色野鶏…

曼荼羅のごとく並べられた干し柿って?

土曜朝のラジオで、フードジャーナリストのヤマケンさんが、佐渡の干し柿を紹介していた。吊るし柿がすだれ状に並ぶ幾つかの光景を、私も記憶から引っ張り出して聞いていた。すると、屋外ではなく室内で干すのを目にした時の様子を、まるで曼荼羅の如くと形…

時には自分に魔法をかけるーうまくゆく、うまくゆく、きっとうまくゆく

「できる、できる、きっとできるわ」とおまじないのようにメアリー(『秘密の花園』の主人公)が唱える言葉は、何かがギリギリ状態の時、私が自分に言い聞かす言葉でもある。但し、私の場合は、「うまくゆく、うまくゆく、きっとうまくゆく」だ。 簡単な例でい…

方言っていいなと思うこの頃

先日、『秘密の花園』の朗読をラジオで聞き、ヨークシャー訛りが新鮮に感じられたと書いたが、そのすぐ後にタイミング良く、「方言まで訳すか、訛りまで訳すか」(『米原万里ベストエッセイⅠ』・角川文庫・2016年・P・24~34)を読み、改めて方言の持つ力に思…

物事を本当に理解するってどういうことか?考えさせられるエピソード

『米原万理ベストエッセイⅠ』(角川文庫・2016年)を読みながら、改めて、この方の鋭い洞察力やユーモアのセンスに、頷いたり笑ったりさせられた。中にはかつて読んだ話もあるが、ベストというだけあって、それまでのエッセイの中から選りすぐられたものなので…

メリル・ストリープのスピーチに共感する

メリル・ストリープのゴールデングローブ賞授与式でのスピーチに、私は深く共感する。と、同時に、この人は、女優として優れているばかりか、人として本当に素晴らしいと思う。 真実であろうがなかろうがそんなことには頓着せず、また、誰かを傷つける意図を…

沖縄で慌て者を意味するアガチと呼ばれる鳥って?

この間の日曜日、NHK朝のラジオ番組「いきものいろいろ」のコーナーで、バードカービング作家の鈴木勉さんが、ヤンバルクイナについて話されていた。 この鳥は、天敵がいなかったため飛ぶ必要がなく、結局、飛べない鳥になったという。だが、眠るのは木の上…

『秘密の花園』を朗読で聞き、改めて本を読んでみた

正月の3日間は、ラジオ(NHK第二)も通常番組ではなく、そこでたまたま『秘密の花園』の朗読を聞いた。全4回ということなので、大晦日から始まったようだが、残念ながら1回目は聞き逃した。 私はこの本を、多分子ども向けのダイジェスト版で読んだのだと思うが…

ほのぼのとした絵本のような写真集『ブタとおっちゃん』

『ブタとおっちゃん』(山地としてる・(有)フォイル・2010)は、絵本みたいな写真集だ。昼寝するおっちゃんの横で、安心しきって眠る子豚。そこに漂うほのぼの感が、たまらなく良い。 子豚ばかりか、おっちゃんの側にいる動物は、皆安心しきって身体を伸ばして…

老人の定義を変える真の狙いは?ーつい裏を考えてしまうのだけれど

現在65歳以上とされている老人の定義を75歳に引き上げるべきと、日本老年学会と日本老年医学会が提言したようだ。ちなみに、65歳からは準高齢者との位置づけらしいが、何だか裏でもあるのかなあ~と考えてしまう。 "心身共に元気な人が多く、高齢者とするの…

"コツコツと積み上げたものが運という気を招きよせる"ー『色を奏でる』より

志村ふくみさんが若き頃、黒田辰秋さんから頂いた言葉「運・根・鈍」を綴った章も良い。"(『色を奏でる』ちくま文庫) "鈍ということは、一回でわかってしまうことを、何回も何回もくりかえしやらないとわからない。くりかえしやっていると、一回でわかったも…

心に響く「藤原の桜」ー志村ふくみ『色を奏でる』より

志村ふくみさんの『色を奏でる』(ちくま文庫)は、ご自身が一枚の布として織りだされているかのような、とても味わい深い本だ。とりわけ印象深いのが、次の一章だ。 「藤原の桜」(P・116~122)は、大岡信さんの「言葉の力」という文章が教科書にのったことが…

しぶんぎ座流星群は見られなかったけれど時には星に思いを馳せるなり

三ヶ日は穏やかな晴天であったが、ラジオを聞いていたら、東京に限って言うと、平成になってからほぼ毎年晴天とのことだ。28年間でお天気に恵まれなかったのは、5年くらいだという。今回(1月3日夜11時すぎから4時間ほど)は、しぶんぎ座流星群を見るには絶好…

やりたいことはルーティン化すれば上手くゆく

この頃ルーティンという言葉をよく耳にするが、私にも一年を通して続けていることがある。私は、毎日起きぬけにシャワーを浴びるのだが、仕上げに約1分の水シャワーを欠かさない。 この時期はまだ〈冷たい!〉で済むが、大寒の頃になると、水の冷たさが刺す…

ボッーとしていたら"今"はあっという間に飛び去ってしまう

ポッと空いた隙間時間。本を読むほどには集中できず、ましてや、掃除や片付けなんてとんでもなく、ただボッーとしていたいと感じる時、テレビを持たずに良かったと思う。 テレビは、考える要素なんてこれぽっちもなく、画面を追っているだけでそこそこ楽しめ…

生きるって、明日でも明後日でもなく、"ようするに今なのだ"

大晦日は、風もなく暖かで、まさに穏やかなと形容するにぴったりであった。水を使っての大掃除に余念がないお宅の側を通り過ぎながら、ご精が出ますねと心の中でつぶやく。だが、特別な掃除もしないで、まったくお気楽サンそのままに散歩している自分に可笑…

「なぜ中国人が騒いだか」ーいすみ鉄道社長ブログでその背景を知る

先週、大雪のため千歳空港が閉鎖され、足止めされた中国人観光客たちが騒いだというニュースが流れた。私もそれを動画で見たのだが、どうしてこんなことするのだろうと、正直マナーの悪さにびっくりした。 ところが、いすみ鉄道 社長ブログで、「なぜ中国人…

鳥にもラテン系気質とかあるのかな?ー鳥くんの話が面白かった

昨日ラジオ(TBS)で聞いた、「鳥くん」の話がとても面白かった。なかでも、写真を撮る時の鳥への近づき方は、実際真似てみたいくらいだ。 鳥が囀っている間じっとしていて、鳴き声が止んだら近づくというのは、普通やりがちだが、それではダメだという。鳥く…

『映画を食べる』ー池波正太郎

『映画を食べる』(池波正太郎著・河出文庫・2004年)を読んでいると、無性に映画が観たくなってくる。 『池波正太郎の銀座日記』も、映画と食の話が満載だが、こちらの方が、自分が実際に見た映画と多くが重なるので、面白味がグンと増す。更には、もう一度見…

年の瀬なのに実感が湧かないなり

もう少しで今年も終わるというのに、なんだか実感が湧かない。日本で新年を迎えるのは、5年ぶりだからなのか。もっとも日本にいたところで、お餅にもお節料理にも縁がなく、お正月もごく普通の日常食で過ごしていた。 自分の家族を持つ前も、持ってからも、…

言葉で自分をアピールしても効果はない

自分をわかって欲しくて、自分はこういう人間なんだアピールをどれほどしようと、結局は伝わらない。だって自分がイメージする私は、あくまでもこう見えたらいいなの自分だから。 翻って他者は、自分のバイアスを通したあなたしか見ていない。だから、像が重…

プレゼントする虫ー自分の獲ったエサをメスにプレゼントするオス

昨日の朝のラジオで、昆虫写真家海野和男さんが、クリスマスにちなんだ話題ということで、「プレゼントする虫」の話をされていて、非常に興味深かった。 ヤマトシリアゲムシという、その名もまたユニークな虫は、羽を上げたり下げたりして信号を出し、プレゼ…

自分は人とは違って個性的ーそれは大方の人が考えていることだ

モンサント(ポルトガル)へ向かう時たまたま道連れになったOさん。彼女の話を聞きながら、これまであちらこちらとよく一人旅してきたなと少々驚いた。 ツアー参加に個人旅と、年数回出かけているくらいだから、当然旅慣れているはずだが、やることがどうにも…

自分がクロマニョン人の時代に暮らしていたらー今ごろ何してるかな

先頃出かけた「ラスコー展」で、壁画を見ながらクロマニョン人たちについて考えていたら、辻征夫の『春の問題』がフッと浮かんできた。果たして彼等に、日にちの概念や季節感などはあったのか。それとも単に、"(ただ要するにいまなのだと思って)"いたのだろ…

もっと早く格安シムにすれば良かったーおバカな自分への反省を込めて

ちょうど一年前、スマホをSIMフリーの機種に変更したものの、格安シムに乗り換えることはしなかった。次男から、どれほどの節約になるかと勧められても、何のかんのと理由を並べ立ててそのまま使い続けていた。 それがどんなに大馬鹿であったか、2ギガから1…

私にとっての旅

仕事をしている時、私にとっての旅は逃避であった。旅の予定を入れたその日から、早くこの場から逃れらたいと、出発の日を指折り数えて待っていた。一週間前になると、なぜこの日にしなかったのかと悔やむほどに、旅への思いがグンと高まり切ないほどであっ…

天才赤塚不二夫の背景ー『これでいいのだ』

『これでいいのだ 赤塚不二夫自叙伝 』(赤塚不二夫著・文春文庫・2008年)を読んでいると、日本中が貧しい時代、子どもたちは子どもたちなりに、まことに子どもらしく逞しく生きていた様子が浮かび上がってくる。 籐七・リヨというご両親のキャラクターが、人…

クロマニョン人にビックリのラスコー展ー上野国立科学博物館

上野の森美術館の後で寄ったラスコー展も、なかなか素晴らしかった。保存のため今は公開されていない洞窟内の壁画を、そっくり再現した絵はもちろん見事だが、2万年前に既に絵を描くことを専門としている人たちがいることが驚きであった。 実際これを目にす…

セザンヌの妻オルタンスに会いに上野の森美術館へ

『画家の夫人』 (ポール・セザンヌ) 山手線の車内から偶然目にした、セザンヌの妻オルタンスの絵。デトロイト美術館展の案内であった。ぜひ行きたいと思いつつも、結局、ポルトガルの旅から帰るのを待たねばならなかった。 写真撮影が許可される火曜日を選ん…

もう一度立ちたい風景ー朝のモンサラーシュ

朝のアルケヴァ湖 (再度掲載) 今回の旅で、モンサラーシュにはさほど期待していなかった。次男言うところの、「母ちゃんの旅はブランド思考だから、ただそこに行ったということだけが大事なんだろう」には、全くごもっともとしか返しようがない。 ところが旅…

巨石の村モンサントを振り返って

モンサント 巨石を利用した家(再度掲載) 昨年末から正月にかけて初めてポルトガルを訪れたのだが、その時一番行きたかったのが、実はモンサントであった。巨石を利用した家の写真を見ながら、岩だらけの荒野に、ポツンとある村のイメージが浮かんだ。だが、…