照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

スイスへ  ヴィンタートゥール

ザ・コレクション・ヴィンタートゥール展に行ってみた。あちこちでポスターを目にしていたが、さほど興味を惹かれずにいた。たまたま同僚から券を頂いたので行ってみると、予想以上の素晴らしさに、ヴィンタートゥールという名前が心に刻まれた。2012年の2月、スイスへ行くことにした。今回は4泊6日という短期日程だ。じっくり検討した結果、ヴィンタートゥールチューリッヒに2泊ずつ滞在することにした。 
 
スイスエアでチューリッヒの空港に着くと、ヴィンタートゥール方面行きに乗車して15分と近い。スイスのガイドブックには、半ページほどの記述で地図すらない。美術館に行くのが目的だからと、軽い気持ちでいた。
 
いざ駅に着くと、ホテルへの行きかたが分らなかった。取り合えず親切そうな女性にホテルの番地を示し、聞いてみるが知らないようだ。すると側を通りかかった若い男性が、同じ方向だからと案内してくれた。私は駅から逆方面へ出てしまっていたようだ。おまけにホテルの番地だと思っていたのは、郵便番号だったらしい。プリントアウトしてきた予約確認メールの上部に、聞きやすいようにとわざわざ自分で大きく書いておいたのだが、むしろ混乱を招くだけであった。まったく間抜けなものだ。駅前の通りを渡ると、建物のプレートを指差し、番号順に並んでいるから辿っていけばホテルへ着くと教えてくれた。そこから10分程歩いてゆくと、目指すパークスイスQホテル ヴィンタートゥールがあった。
 
2月のスイスは暮れるのが早い。ホテルに荷物を置くと、来た時とは別の道を歩いて駅方面へ行ってみた。劇場があった。何か公演はあるかなと気を惹かれたが、多分行く暇はないし、ドイツ語も解らないからとやり過ごす。歩道が広くて歩きやすい街だ。トラムも走っている。カフェでお茶を飲む人々も楽しげだ。ちょっと入ってみたくなるが、明日へのお楽しみとする。
 
駅近くのキヨスクに入ってみると、水が高いのに驚く。ホットドッグ屋さんのメニューを見ると、やはり驚く価格だ。レストランでも入ろうかという気持ちは消えて、ホットドッグと軽食で晩御飯を済ますことにした。明日からの事を考えると、飛ばし過ぎてはいけないと財布も気も引き締める。初めての街に高揚しているが、ホテルへ戻って早めに休もうと決めた。 ヴィンタートゥールは、美術館の街として知られている。明日はどんな絵に出合えるのだろうか、考えるとわくわくしてくる。