照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

ノルウェー民俗博物館〜絵本『しごとをとりかえたおやじさん』の世界そのまま

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コン・ティキ博物館よりひとつ先の桟橋で降りて、15分位歩くとノルウェー民族博物館がある。広い敷地内に、全国から集められた古い時代の建物が展示されている。ここでは、かつての暮らしを再現している。パフォーマンスのためか、広い敷地内で会う人々も昔の民族衣装に身を包んでいる。
 
屋根の上の丈高い草に、『しごとをとりかえたおやじさん』という民話を思い出していた。おかみさんの仕事は楽だとばかりに、仕事の交代を申しでたおやじさんが慣れない家事に悪戦苦闘するお話だ。牛を草場に連れて行く代わりに、屋根の上の草を食べさせようとする場面に違和感を覚えていたが、ここへ来て納得する。おやじさんがひょっこり出てきそうな雰囲気の楽しい場所だ。