バイキング博物館にて〜この船で荒海を乗り越えていったのかと感慨深い
竜骨部分
全体を写真に収めきれない大きさ
人と船の大きさを比べてみる。
ノルウェー民俗博物館を出ると、隣にあるバイキング博物館まで10分ほど歩いて行く。こちらには大型観光バスも何台か停車しており、人気スポットのようだ。売店前のパラソルの下では、皆さんアイスクリームなど召し上がっている。私も飲み物を買って、ベンチで休憩してから中に入る。
長くて大きいが、簡単な仕組みに見える木造船に、これでヨーロッパ、黒海辺りまで行ったのかと驚く。感心して航路図を眺めていれば、ツアーご一行のガイドさんもその図を指し示しながら説明している。私も横にずれて、何となく耳を傾ける。どこの国からの観光客かは解らないが、皆さん熱心に頷いている。バイキングの末裔に連なる方もいらっしゃるかもしれない。遠征したバイキングが、ヨーロッパ各地に及ぼした影響などに想いを馳せる。
長い船の全体を写真に収められるよう、階段を上がると写真撮影スポットのような場所がある。にわかIPhone小僧の私では、あまり上手く撮れない。
バイキング博物館を出てまたボート(フェリー)乗り場まで戻る。日差しが強いので、日陰で船を待っていると風が冷たい。北国にいると実感する。