読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

詩 「春の問題」のパロディーで

       朝の問題

また朝になってしまった
 アイデァの一遍も思いつかないうちにとうらめしく思いながら
積み重ねた本に目をやる
 
あの中からバラバラと言葉が降ってこないかなと・・・
その言葉が一枚の織物のように私の前に広がってくれないかなと・・・
そうすればどんなに楽だろう
 
どだい私なんぞに気の利いた文章がひらめくはずもないじゃないかと
自分に泣き言をいいながら
乏しい知識や経験のありったけをひっくり返してみる

目新しいものなど何もないとあらためてしょぼんとするが
それでも気を取り直して
頭のなかに浮かんだ言葉を寄せ集めはじめる
 
ようやく支度ができたら
何とか紡いでできあがりだ
 
素敵な虹色の布を織り上げるようなわけにはいかないが
でこぼこだらけのごつごつとした布にもまたその良さがあると

ほめてやりたいが
自画自賛になるのでそれはつつしみたい
    (詩「春の問題」(辻征夫)を真似て)
 
前日に何のアイディアも浮かばずそのまま寝てしまった朝、目覚めてもなお何も浮かばず困った日のことを、詩「春の問題」になぞらえて書いてみた。

そのような朝は、プログを一日休もうかとの考えが頭を過ぎる。だが、今日書けないものは明日になっても書けるわけがないと思い直す。5時までに仕上げなければと焦り気味に取り掛かる。ちなみに、5時には何の意味もないが、私の朝の準備はここから始まるので区切りとして分けている。

時にはご愛嬌をと、取り散らかした楽屋裏を、お粗末なパロディー仕立てにしてみた。元の詩の良さには及びもつかないが、お目こぼしを。

書き始めて半年、書くことが思いつかない日の方が多いが、それでも何とかへっぽこ頭を鼓舞しつつiPhoneに向かっている。誰に頼まれた訳でもなく、自分のお楽しみで始めたのだから休めばと思うのだが、そうすると止めてしまいそうでやはり書こうと気を取り直す。

続けようと自分を追い込む事で、以前より回りの出来事に関心を持つようになり、ちょっとしたことをヒントに更に深く考えるようにもなった。これは自分との対話であるが、読んでくださっている方と向き合っているような感覚にもなってくる。おかげで、こうして書いていると、寂しさの釣りだしにあうこともなくなった。これが一番の続ける理由になっているかもしれない。始めたからには、自分の中にあるさまざまな事を見極めるためにも、せめてあと半年、日々更新を目指したいと思っている。
 

*御礼
読んでくださっている皆様の存在に励まされ、よたよたしながらもこの半年、何とかプログを続けてこられました。これまで拙い文章にお付き合い頂きまして、本当に有難うございました。あらためて御礼申し上げます。

直接お目にかかることがなくても、皆様お一人お一人と話をさせて頂いているような思いで書いておりますので、これからもどうぞ宜しくお願い致します。