照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

自らが引き寄せるものについて

言葉のスタイリストさんのブログで、「あなたは、思考、感情、心象そして言葉によって外に発散させているものを自らの人生に引き寄せているのです」という文章に出会った。自分では上手く言葉に乗せられないでいた思いを、ぴったりと表していて、我が意を得たりという思いであった。

言葉で表さなくても、用心していても、相手に負の感情を抱いた時には確実に伝わり、やがては自分へ返ってくる。それは、知り合いばかりではなく、電車で乗り合わせたり、歩いている時にすれ違う見知らぬ人であったりする。

通勤途上に嫌な事ばかりに遭遇したり、机を並べる同僚と気持ちがずれすぎたり、仕事上のトラブルがあったりした時、それまでは運が悪いとか、虫の居所が悪いで済ましてきた。だがある時ふと、これは、自分の思いが返ってきているだけではないかと上記の事に思いが至った。

それ以後、正面からではなく、自分の思いをややずらして相手に向かうようにした。すると、仕事上で大きな効果が現れた。自分が正しいと思っても、相手を責めるような強い物言いはしないように極力心がけてみた。感情をコントロールして穏やかに振る舞っているうちに、助けたつもりが助けられる結果になって、安堵する場面が増えた。

それを実感してからは我が身に返るのが怖く、苦手な人への対処の仕方が変わった。聖人や善人を目指すつもりはないが、温かい言葉や思いは、自分を守る最良の武器と気づいた。良い思いは良い結果を、逆の場合も、全て自分が引き寄せていると納得する。

但し、自分にとってこれだけは絶対に譲れないと、覚悟を持って強い言葉を口にしなければならない事もある。その時は、感情に踊らされる事なく、十分考慮した言葉を戦略的に駆使したい。そうすれば、必ず伝わる。