仕事ができない人の三つの特徴
仕事ができるとかできないとかいうのは、具体的にはどのようなことだろうとずっと思っていた。だが最近ある事がきっかけで、事務仕事において、できない人にはある一定の特徴があるように思えてきた。
仕事ができない人は、先ずだらしない。教わった事をメモするのだが、そのメモが必要な時に出てきたためしはない。書類もあちこちに置くので、探す事に時間を取られてしまう。そのうえ、自分では探しきれずに人の時間まで奪う。その事にすら気付かない。だから何度でも、人を頼む。ちなみに、頼まれた人は直ぐ探し出す。本人はケロッとして、申し訳ないと反省する様子はない。だから、同じことを繰り返すともいえる。
仕事ができない人は、先ずだらしない。教わった事をメモするのだが、そのメモが必要な時に出てきたためしはない。書類もあちこちに置くので、探す事に時間を取られてしまう。そのうえ、自分では探しきれずに人の時間まで奪う。その事にすら気付かない。だから何度でも、人を頼む。ちなみに、頼まれた人は直ぐ探し出す。本人はケロッとして、申し訳ないと反省する様子はない。だから、同じことを繰り返すともいえる。
次に、記憶力が悪すぎる。つい今しがた処理した事も、まったく記憶に留めない。照れ隠しなのか、記憶力の悪さを自慢気に言う。一月半経っても同様の状態が続くと、その仕事に意欲満々の意思表示をする当人の思いとは裏腹に、こちらにはむしろ、本気で取り組む気が無いようにさえ思えてくる。
三番目は、理解力が格段に低い。解らなくても解ったふりをしてその場を取り繕う。だが、根本が解っていないので、何度でも同じことを聞く。おまけにその場しのぎタイプなので、過ぎると忘れる。どうして理解しようとしないのか、こちらが理解に苦しむ。
以上が、私がこれまでの経験から得た、仕事ができない人についての共通点だ。特に、だらしない人で仕事ができる人は極端に少ない。高い記憶力で、だらしなさをカバーできる人も稀にはいるが、大半はそうではない。営業職で仕事ができない人の場合は、他にも大事な観察ポイントがあるが、それはまたの機会にする。
仕事ができる人になりたければ、自分の欠点を知り、それをカバーするように、自分なりに工夫する事が大事だ。それをせずにいつまでも人頼みでは、決してできるようにはならない。目の前の仕事を諦めたくなかったら、どのようにすればいいのか、自分でしっかりと考えながら取り組むことだ。自分ができない人の特徴に一つでも当てはまるならば、返上するようにすればいい。ファイト!