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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

受胎告知 サンタ・マリア・ノヴェッラ教会にて

2015・4月ローマ・フィレンツェ 絵画
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サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の受胎告知2点、

ルネッサンスが花開いたフィレンツェだけあって、どこも教会には、素晴らしい絵がある。壁に描かれたフレスコ画を見て回っていると、私の目に入ってくるのはやはり受胎告知だ。

前に、サンタ・クローチェ教会の受胎告知3点の写真を記事にあげたが、ここサンタ・マリア・ノヴェッラ教会でも2点ほど写真を撮った。マリア様と、大天使ガブリエルの描き方に興味が湧く。画家ごとに、本当に様々な受胎告知があると、足を留めてじっくり眺めていた。

今回は、サン・マルコ美術館へフラ・アンジェリコの受胎告知を見に行く時間がとれなかったが、あの簡素な雰囲気の絵もとても好きだ。修道僧により描かれた絵という感じがする。僧房を巡りながら、僧たちが祈りを捧げる場に相応しい絵だと思って眺めたことが蘇ってきた。

美術館で見る絵もいいが、宗教画は、やはり描かれた場所で見る方が雰囲気が増すように思う。日本でも、東京の美術館に展示された仏像を見るよりは、もともと置かれていたお寺で拝観する方が断然好きだ。

宗教画の背景を全て知らなくても、何か自分の中に一つでもテーマを持つと、教会や美術館へ行くのが楽しみになる。何もかも全部目に焼き付けようとしなくても、自分の見たいポイントだけを探せばいい。

今回のフレスコ画が上手く撮れなかった言い訳みたいだが、写真に収めるのも、記憶の手助け程度でいいと思っている。絵を目にした時に心で感じることが大事で、私の場合、写真は二の次だ。でもこうしてブログに載せるには、ちょっと残念な腕前で、スマホでは限界があるなとも思う。下手な写真には、ご自分の想像力を駆使して頂ければ有り難い。