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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

素敵な着こなしの秘訣は?

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bridalarrayさんのフラワーボックス
 

街中の高齢者は、なかなかファッショナブルだ。先日は、ブラウスの胸元からマリリンモンローがのぞいていた。一瞬、意表を突かれた思いであったが、着る物は自由でいい。

 
杖をついた80代と思しき夫婦が、ロックとか何とかプリントされたTシャツを着ているのを、横浜駅前で見たとのツイッターの投稿に、本当かいなと半分疑い気味であった。但し、その趣旨は、ファッションというより経済の観点からであったが、私は、むしろその服に関心が飛んだ。
 
ところが昨日の仕事帰り、まったくの若者ファッションに身を包んだ高齢女性を見かけ、本当だったんだと納得する。沢山の小鳥が一列に並んだ可愛い白のTシャツに、カーキの裾を絞った短めのパンツは、なかなか似合っている。顔は不自然に作り過ぎるとギョッとするが、年代そのままなのがいい。
 
それにしても世の中は、カジュアル化が進んだものとしみじみ思う。とりわけ暑い夏は、高齢者だってリラックスできる服装がいい。着る物は、自身を表す最良のアイテムだ。みんな、らしさなんて忘れて、好きな格好をすればいい。
 
だいぶ前に観た『4分間のピアニスト』というドイツの映画に、忘れがたいシーンがある。受刑者である生徒に、コンクールでピアノを演奏させたい老教師が、服装を交換する場面だ。自分の古めかしいワンピースと、生徒のパンクファッションといった感じの服を取り替える。
 
シワだらけの顔に、それが何とも決まっている。製作者は、そのギャップを面白く見せたかったのだろうが、私にはむしろカッコ良く見えた。その時、服は年齢ではなく、意思で着るものと感じた。
 
雑誌で見た白州正子さんも、まさにそのような着方をしていたのを思い出す。私も、幾つになっても、どのような服をも着こなせる人でありたいと思う。
 
上の写真は、頂き物のプリザーブドフラワーだ。優しい色合いが気に入って日々眺めている。
ちなみにこちらですhttp://bridalarray.jp