照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

水シャワーで美肌と健康を!ー今が始め時

ここ数日朝晩涼しかったためか、水温もわずかだが低くなった。水シャワーを始めるには、絶好の時期到来だ。猛暑日が続いていた頃は、水シャワーをやる意味があるのと思うほど、まったく冷たくはなかった。
 
だが、習慣として続けていなければ、大寒の頃の、文字通り身を切る冷たさには向かえないと考え、続けている。長続きのコツは、何でも習慣にしてしまうことだ。
 
私が水シャワーを始めてから、もうすぐ13年目に入る。きっかけは、小山内博著『生活習慣病に克つ新常識』(新潮新書)を読んだことだ。身体に水をかけると、その刺激で副腎が活性化され、副腎皮質ホルモンの分泌が促されるという。
 
副腎皮質ホルモンは、身体の機能を正常に保ち、炎症を抑えるとともに、身体の免疫力を高める役割を持っているそうだ。皮膚のトラブル等で医者へ行くと、ステロイドホルモンの軟膏を処方されたりするが、人工的に合成した薬に頼らず、自前の副腎質ホルモンで対処できればそれが一番いい。
 
また、この本には、"女性にとって冷水浴は、肌を守る究極の美容法ともいえます"(P・89)と書いてある。美肌を目指して日々努力している方には、嬉しい効果だ。健康ときれいな肌まで手に入れられるなんて、ぜひ試す価値はある。
 
しかし、いざ始めても挫折してしまう最大の原因は、何と言っても冬の間の水の冷たさだろう。そこを乗り越えさえすれば、水シャワーの効果を実感できるのだが・・。
 
たとえ風邪気味であろうと、長年欠かさず続けている私であるが、冬はやはり辛い。何かの儀式のように、ひたすら1分間水に打たれる。だが、済んだ後は、身体がポカポカしてきて、やって良かったといつも思う。

騙されたと思って、但し、自己責任で、どうぞ今の時期から始めることをお勧めする。