照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

香川うどん巡りの旅

9/11日金曜日は、会社の慰安旅行でお休み。パスした私は、自主旅行を決めて、10日木曜日の最終便で高松へやってきた。昨日は、朝からうどん屋さん巡りだ。

台湾から帰って、突然決まった。今回も、連れは次男だ。ひとり旅はどうしちゃったの?という感じだが、機会はそうそうあるわけではない。また、あちこちにあるうどん屋さんを訪ねるには、車が便利だ。しかし、ペーパードライバーの私では無理と、話が出た時、ラッキーと飛びついた。それぞれ、ANAJALのマイルで行くため、現地集合だ。

思えば昨年の今頃は、長男夫婦と大阪で落ち合い、私は奈良へ、彼等は京都を旅をした。大阪では、長男の友人たちと一緒に食事したりと楽しかった。私はほとんどひとり行動派だが、機会があれば、人と過ごす時間も大切にしたい。

今回は、台風の影響で、関東から東北は大変な事になっているのに旅行?という思いもあった。だが東京も大雨が降った9日、帰宅してしばらくすると、なぜか断水してしまった。

以前も、雷が近くに落ちた時、電気系統の故障で、同様に断水したことがあった。その時、1階の共用部分の水道だけは通常通りだったのを思い出し、下へ行ってみた。同じ集合住宅に住む数人が、やはり水汲みに来ていた。管理会社へも、電話が通じないという。何度か水を汲みに行って、最低必要な事だけはできた。

だが結局、翌朝も断水したままだった。これでは、家に居る事自体無理だ。偶然とはいえ、出かけることにしたのは、幸運だったかもしれない。

それにしても、水は重要だ。4年前の地震以降、水を買い置きしているけれど、ひとたび断水すると、たちまちなくなる。今回は、共用部分の水道が使えて助かったが、それで生活の全てがまかなえるわけではない。

水を一番使うのはトイレだ。緊急時のトイレ対策のための商品も用意してあるが、使わずに済んだ。洗顔等は、トイレに比べれば、僅かで済む。もし、地域ごと断水いう事態になったら、この程度では済まない。今後は、もっと、工夫した備えも必要だと、痛感した。

10日の夜、ホテルでシャワーを浴びた時は、いつにも増して、水を使える有難さを感じた。少ない水で、身体を拭いただけとは大違いのさっぱり感であった。いつどのような事が起こるか、まったくわからない。旅から帰ったら、今一度、持ち物も含めて、自分の生活を見直そう。本当に必要な物だけあればいい。そんなところから始まった、うどん屋さん巡りの旅だ