照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

食べる量は自分に必要なだけ

私のお弁当は、量が少ない。日々それを目にしている同僚には、当たり前になっているが、先月入社した新人さんからすれば、ずいぶん少食と思ったようだ。小ぶりの二段重ねのお弁当箱の、下の部分のみを使用している。
 
元々食が細いほうであるが、以前はもっとたくさん食べていた。それが10年位前から、自分の一定量を越えて食べると、お腹が痛くなるようになってしまった。仕事中に午後一杯、脂汗をかいて、しばしば席を外すという事が数回続いて、さすがに私も学習した。
 
徐々に食べる量が減ってゆき、その結果が、現在の適量となっている。以前は大好きだった甘い物を食べなくなったのも、この頃からだ。私が一日に食べる総量はきっと決まっているのだろう。お菓子を食べたら、その分ご飯が食べられなくなる。
 
最低限の栄養は摂りたいので、スイーツは止めた。私の場合、甘い物も、単なる習慣で食べたくなっていたと、よく分る。今は、まったく欲しくないが、どのようなものか、味見のために頂くことはある。
 
昼ばかりか朝でも、会社に行く日は、美味しいからもう一口というのはご法度だ。通勤途上で、たびたび下車する必要に迫られる。お腹をこわすというのは、なかなか体力を消耗して辛い。
 
仕事の日ばかりに起こる現象というのは、ストレスも関係しているのだろう。どのような時起こりやすいか等、自分なりに状況を考察してみた。そして、改善するにはどのようにすればいいか、食べ方や体調管理に工夫をこらした結果、まったく問題なくなった。
 
今では、一度にたくさんの量を食べられるように戻った。但し、総量が限られているので、そのような時は、二食位抜いてようやくお腹が空くという感じだ。ちなみに、休日などは、昼前後にたっぷり食事したら、翌朝の朝食までは何も食べない。白湯を飲むくらいだ。
 
週末はほぼこのような食生活だが、内臓も休まるためか、頗る快調だ。決して無理にではなく、ただ身体に従ったまでだが、今のところ、私にはこの方式がぴったりだ。

それにしても、どこか調子が悪いと感じたら、先ず、身体の声を聞くのが一番だと、改めて思う。これまで、自分の身体の状態をじっくり観察して、その都度自分なりに対処してきた。今のところ、医者に行くこともなくそれで済んでいる。