照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

自分に新たな力をつける季節

"蠍座の季節です。お互いの力を融合させ、自分に新たな力をつけていく”彩星早苗さんの、「星の言葉で心を紡ぐ」のタイトルにハッとした。これは、自分にとってどのような意味を持つのだろうと、次の文章と共に、それ以来ふとした瞬間に浮かんできた。

”自分の世界の中だけでやれる事、出来る事は、限られてしまう。だから、変わる事の恐怖や不安を手放し、自分の世界から飛び出してみる。自分以外のものと融合することで新たな力がつき、自分一人の力ではできなかったことを、達成させる事ができる。”(10/25記事要約)

そして数日後、日々の暮らしを上手に楽しんでいらっしゃるといつも感心しているmi-coさんが、ある日私が書いたテーマを、更に広げて、深めた文章にしてくださった。そこに引用されていた記事を読みながら、”お互いの力を融合させる”ということが、鮮やかに理解できた。

私の場合は、具体的に誰かと力を合わせてというより、この記事から、さまざまな気づきを得たという感じだ。そして、自分の世界から飛び出してみようと、後押しされている気がした。つまりmi-coさんの感覚が捉えた記事から触発されたのだが、これも、力の融合の一種だと思う。

私には一つ、躊躇って踏み出せずにいたことがあって、なぜだろうとその原因を自分なりに探っていたのだが、それは、今の状況から、”変わる事の恐怖や不安”であったとわかる。

自分が心地良い時ほど、その状態を守ることに必死になりがちだ。だがそれでは、いずれゆでがえるになってしまう。人の手を借りてでも、”新たな力”をつけるべき時がある。そしてその力は、自分の心を、更なる豊穣へと導いてくれるはずだ。でもそれは、口で言うよりずっと難しい。

”・・成功している道を捨てるのには勇気が要りましたが、結果として最高の人生に変わりました。・・"宇宙飛行士・油井さん10/24付けツイートより)
 
油井さんのような方でもそうなんだと、少し驚いた。確かに、誰にとっても、それまでに積み上げたものを手放し、新たな道を目指すのは、かなりのエネルギーを要する。

また、そこへ向かうためには、周到な準備も欠かせない。闇雲に飛び出しただけでは、何事も成就しない。つまり、新たな苦労をする覚悟が問われる。
 
夢を実現するためには、現実を見据え、現実と夢のギャップを埋める為に頑張る事と油井さんもおっしゃっている。
 
これら全ての言葉、つまり人の力が、私の中で結びつき、新たな力となる。新しい世界へ踏み出そうと、勇気が湧いてくる。蠍座って、きっとそんな季節なのだ。人の力だけでなく、時には天体の力を借りるのもいい。

彩星さんのブログはこちら
mi-coさんのブログはこちら