照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

少し落ち込んでいる時の処方箋

人には、結構元気者と思われている私だが、ひとりになれば、ズドーンと落ち込む時だってある。自分の努力不足を棚に上げ、不甲斐なさに浸っていたくなる。結局は、自分の中の、怠け心の勝利がもたらした結果だ。

でも、根が能天気の私だ。側から見ればほんの僅かかもしれないが、自分としては、地の底まで潜った気になった辺りで、何かがスコーンと頭から抜ける。そして、まあいいかとなる。いつだって、この繰り返しだ。

でも、それぐらいが丁度いい。あまり真剣に、自分の思いを深追いするのは危険だ。私もかつては、結構な生真面目タイプだったので、今は特に気をつけている。

自分を追いつめたところで、良い事はひとつもない。何度でも反省して、その反省を糧に、それ以上に進めばいいと考えている。だって人間なんだもの。やると決めたことに一直線に向かえなければ、ジグザグしながら行けばいい。

人生を苦しいものにするのも、楽しいものにするのも、考え方次第だ。辛いことの最中にも、面白いことを見つけて、笑っちゃえばいい。

例えば、パソコンのキーボードに、デント座って動かない猫とか、呼ばれると、でんぐり返しをしながら来るアライグマとか、インターネット上には、動物の面白動画が溢れている。笑っているうちに、深刻な顔など、影を潜めてしまう。

思考するのは大事だけれど、それほどでもないことや、自分ひとりで考えたところで、どうにもならないことは、考え過ぎないに越したことはない。苦虫からは、オサラバしよう。

そうして、少し元気がでたら、散歩してみる。予想以上の気分転換となって、気分もグンと上向き、一歩前に進む勇気が湧いてくるはずだ。少し落ち込んでいる時は、ぜひお試しあれ!