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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

お金の使い方ー自分の満足度が高いのは?

旅・日本 社会 暮らしのアイディア
先日、ニューヨーク・タイムズに、”体験に対してお金を使うことは、ありふれた物を買うよりも満足度が長く続く”という研究者の記事が掲載されたそうだ。(lifehacker jpより

体験にお金を使う派を明言している私には、やはりという思いがあって、後押しをされた気にすらなって嬉しい。但し正確に言うと私の場合は、両方に使うほどの余裕が無いだけだ。

だが、"ありふれた物"というところが気になる。特別な物との線引きは、どの辺りなのだろうかとか、それは体験に比べて、満足度の持続具合は・・などと、更に詳しく知りたくなってくる。

しかしわかったところで、パイが限られている私には、あまり関係の無いことだ。決まった収入の中では、あれもこれもなんて難しい。結局、メリハリをつけたお金の使い方をするより他ない。もし、ふんだんに資金があったら、どうするかと考えることもあるが、やはり、体験にお金を割くに違いないとの結論に落ち着く。

物と違って体験したことは、形としては何も残らないが、その思い出はいつまでも広がり続けて、自分の心を豊かにしてくれる気がする。ところで、私が体験したいことの一番は旅だ。

初めての土地へ降り立った時はいつでも、どうして私はここに居るのだろうと、わくわくよりは、一瞬の困惑が頭に浮かぶのだが、やがて来て良かったに変わる。一人という心細さよりは、なんて良い所に来たのでしょうとなっている。

これまで訪れた街は、それぞれ気に入っていて、いつか機会を得て、もう一度歩いてみたい。これまで、どこでも嫌な思い出が無いのは、まったく有難い限りだ。休暇を利用しての短い旅よりは、いっそ旅暮らしもいいかな、なんて考えたこともあったけれど、今は、碇を下ろせる場所があるからこそ、旅に魅力を感じるのかもしれないと思っている。

お金をどう使うかは、まったく人それぞれで、自分の満足度が高ければそれでいい。両方選べるなら、尚結構だと思う。片方だけしかできない私は、今日も約しい食卓に向かって、次の旅に想いを馳せる。