照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

穏やかな師走の日曜日

穏やかな日曜日、12月は暖冬傾向と、月初めに天気予報で言っていた。暖房器具を使わない私にとっては、有り難い。だが、寒くならないことで、いろいろ支障がでることもあるだろう。

地球温暖化の影響だとか、いや、実は寒冷化に向かっているとか、人によって見解は異なる。私には、実際どうなのか良く分からない。東京でも植物の生態系に変化が見られるとは、何年も前から指摘されていることだ。時期は分からないが、いずれスキーも、北海道だけでしかできなくなると聞いたこともある。

そうなると、農作物なども、気候に適した物へと切り替えてゆくしかないだろう。思わぬ陽気に大豊作で、結局捨てざるを得なかったというので は、生産者にも野菜たちにも気の毒だ。

もっとも、先を読むのは難しい。ましてお天気は、日本だけのことではなく、さまざまな要因が絡み合ってくる。今年の夏も、最初は猛暑かと思われていたが、途中で変わった。

暖冬だと油断していて、いきなり寒くなるかもしれない。できるうちにやろうと、日曜日は、朝から家事に精を出した。暖かいので、身体も良く動く。ほぼ済ませて腰を下ろせば、窓を通して差し込む光が、室温を高めてくれて心地よい。やはりこのように、穏やかで暖かな師走は嬉しい。