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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

和気あいあいとした忘年会でセクハラについて考える

一昨日は、取引先を交えた部の忘年会があったのだが、皆よく飲んでしゃべって、結構酔っていた。取引先といっても、元々は同系列の会社のため、長い付き合いで、気心が知れている。必要以上に気を使ったり、遠慮したりといったこともなく、和気あいあいとした雰囲気で楽しい。
 
今回は初めての店であったが、どの部屋も、満員御礼のすし詰め状態のように見受けられた。やはり、忘年会シーズンたけなわなのだろう。オーダーした飲み物が、一人分だけ先に運ばれたり、卵が人数分には足りなかったたりと、店側もてんやわんや状態のようだ。
 
そんなことも話題にはさみながら、こちらものんびりと落ち着いている。誰かが、女性の髪の毛の長さについて言及した途端、すかさず、それセクハラだからと、指摘される。取引先では最近、マナーについての研修会があったそうだ。
 
すると、やはり研修に参加した人が、「会社では、女性に髪の毛切ったねと言うとセクハラだと怒られるし、家では言わないと、気づかないと怒られるし、どっちにしろ怒られるので大変ですよ」の言葉に、皆で大笑いした。
 
女性が女性に言ってもいけないとの事で、同僚につい気軽に声をかけてしまう私など、気をつけねばと思った。しかし、程度の問題もあるだろうが、何にでも過剰に反応しすぎるのもどうかなと思った。
 
もし、好感を持つ人からの言葉が許容できるのなら、そうでない人の場合は、あっさり「ええ」とかで、済ますわけにはいかないものかとも思う。仕事に関係のない言葉掛けとはいえ、挨拶のような社交辞令的なことなら、挨拶程度に流せばいいだけだ。
 
男性に、何がセクハラの範疇かという教育的指導も大事だが、研修だけでは不十分だ。問題発言と気づいたらその場で、女性側からビシッと教えてやったほうがいい。実際、私の会社ではそうしている。また、女性も男性に対して、無意識とはいえ、結構セクハラ発言をしていると心すべきだ。

どちらへも肩入れするわけではないが、必要以上に気を使いすぎるのもちょっとねと思った。お互い、自分がされて嫌なことは、相手にもしてはいけないというマナーの基本を、今一度振り返るのがいいかもしれない。

ともあれ、お酌とも無縁で、皆リラックスした忘年会であった。だいたい私の職場では、お酒の席はいつもこのような感じだ。だが、自然的要素というよりは、女性がきちんと発言してゆくことで、そのようになったと思っている。モジモジしたところで、自分は守れない。嫌な場は、自分たちで変えてゆく努力も必要と思いながら、話に耳を傾けていた。