照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

深夜便でポルトガルへ

仕事ではゆるやかな12月だったけれど、個人的には、毎週何やかやとやる事があって、気忙しかった。でも、それも昨日で片付いた。と言っても、まだ日付が変わったばかりで、同じ日の感覚だ。

月曜、仕事の後は会社の忘年会、その足で羽田へ来た。空港でシャワーを使い、機内用の服に着替えて準備万端だ。もう少しで、フランクフルト行きの搭乗が始まる。そこから、ポルトガルポルトへ向かう。

そして今、どこへ行こうか、スマホで、kindle版のガイドブックなど眺めている。ルートを決め、行く先々のホテルも予約済みだが、具体的なことはまったく未定だ。もっとも、これがいつもの私の旅スタイル。だから、結構見落としもある。だが、それでも構わない。特に今回は、何かを見るというよりは、ただその地に居たいという感じだ。

きっかけは、『リスボンに誘われて』という映画だ。それを見てから私も、リスボンというよりは、ポルトガルに誘われてしまった。以前、徳島の友人の案内で、眉山にあるモラエス記念館を見学したことなどもあって、ポルトガルには多少なりとも関心があった。

そして、ツイッターやブログでポルトガルの記事を目にするたび、すぐにでも行きたい思いが高まった。でも、4月はイタリア旅行があったので、自分だけ、度々は休めない。だが、年末年始ならいいだろうと、チケットだけは早々と取っておいた。そして今日、いよいよ出発と思うと、嬉しさがじわじわとくる。

ポルト到着は、現地時間12月22日昼前の予定。では、行ってきます。