照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

ポルトガル7日目ーバカリャウ・ア・プラスが美味しい

ランチタイムを逃しては大変と、2時過ぎに部屋を出る。すぐ近くの目星をつけておいた店に入ってみると、数人待ちで、ショーケースのカウンターで、何か食べている人もいる。私の感覚では遅すぎると思ったが、こちらでは、丁度お昼ごはん真っ盛りだったのかもしれない。

 
適当に歩いて行くと、バーのような店の前にも、ランチメニューがある。お勧めを聞くと、(といっても種類は少なそうだ)逆に、何が食べたいかとお兄さんに聞かれる。魚と答えて勧められたのが、こちらのバカリャウ・ア・プラスだ。サラダも付いている。
 
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バカリャウ・ア・プラス
 
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サラダ
 
一口食べると美味しい。オリーブも入っていて、味のアクセスになる。こちらでは、サラダは人参の千切りが主体なのか、ポルトマジェスティックでも、同じような感じであった。但し、オリーブオイルと酢と塩は、自分の好みで加えたので、尚のこと口に合う。
 
バーとあったので、正直、それほど期待していたわけではなかったのに、料理のレベルが高いと感心する。やがて、客のところへ来て話し込んだまま一緒にテーブルについた女性が、この店の料理を担当していると気づく。
 
それにしても、胃が小さ目の私には、量が多くて、どうしても食べきれない。申し訳ない気がするも、どちらも3分の1づつ残す。具合が悪くなってまで、無理に完食はできない。昨日同様、ホットサンドにすれば良かったかもしれないが、それではあまりに味気ない。
 
ちなみに、部屋へ帰ってから、料理についてガイドブックで確かめると、干し鱈と玉ねぎを炒め、千切りのフライドポテトを合わせ、卵でとじた料理とのことだ。食べてみたいと思っていた物だ。やはり、ポルトガル料理を選んで良かった。それにしても、改めて自分の少食を残念に思う。
 
だが旅先では、大食して、内臓を疲れさせてしまうのだけは、十分注意する必要がある。私のようなユルユル旅でも、移動していると、結構身体が疲れる。今回は15日間なので、尚更体調管理が重要だ。
 
せっかく来たのだからと、間違っても欲を出さないように心しよう。本当は、1週間づつ同じ場所に滞在するのがベターだ。私はあまり体力がないので、いくら気持ちが高揚しても、調子に乗ってはいけない。目いっぱい動き回るのは、厳禁だ。と考えつつ、本日の行動を終了する。明日の午後は、1時半のバスで移動だ。