照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

人が輝きを増すのは試練や辛い出来事を乗り越えた時だ

ツイッターで、故ダイアナ妃の微笑んでいる写真が、次の言葉と共に目に入った。

"Everyone needs to be valued. Everyone has the potential to give something back." Diana, Princess of Wales #quotes

正直なところ、結婚された時ばかりか日本へ来られた時も、さほど興味はなかった。だが、亡くなられたとのニュースには驚き、とても残念な気がした。その後、ブライアン・アダムスの「ダイアナ」という曲を知り、ビデオを見るたびその人生に思いが及んだ。

婚約当時のはにかんだような初々しい表情から、後年、意志が強く表れたその顔の変化に、深みを増した美しさ感じ、自分ひとりで乗り越えねばならなかったその道のりを思った。

ロイヤルファミリーの一員としての生活がどのようであったか、実際のところ私などには知りようもなく、また知る必要も無いが、ひとりの女性として、精神的に自立してゆく過程は興味深い。それも、生涯、人の注目を浴びることに無縁な市井の人ではなく、その逆だ。自分を保つには、よほど強靭に成らざるを得ない。

どのような状況下で仰られたのかは分からないが、冒頭で引用させて頂いた言葉に、ご自分が抱き続けた苦しみが現れ出ているような気がする。

ツイッターを見たのと前後して、たまたま吉永みち子さんのインタビュー記事を読み、仰っていることが、まさに故ダイアナ妃にも当てはまると思った。

"・・・彼ら彼女たちを光らせているのは恵まれた境遇や才能ではなく、乗り越えてきたもの、試練やつらい出来事といったもので、それを乗り越えたからこそ大きな力を発揮できている、それらが今を輝かせるもとになっているんだろうなと思いますね。"(1/24,gooニュース、Wedge「なぜこの人には話したくなるのか「聞き上手」の流儀より抜粋)

辛い経験など、できれば避けたいのが人情だ。だが人には、生きている限り、試練の幾つかはやってくる。それをどのように受け止め、乗り越えてゆくかで、その人の輝きが増したり、あるいは消えてしまったりする。そればかりは、まったく本人次第だ。

何事も無く平穏が一番だが、この先もし自分に何か起こったとしても、できれば苦難を力に変え、光るような生き方を目指したいと思う。