照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

成田からスクートで台湾へ

日曜日の朝、早めに自宅を出て成田空港に向かう。今回の台湾は、初めてのスクート航空利用だ。また、成田までは、こちらも今回初めて、東京駅・八重洲南口バス乗り場からザ・ アクセス 成田に乗車する。1000円と、成田エクスプレスに比べると格段に安い。ちなみに、自宅からの交通費を入れても、1500円足らずだ。

各座席には時刻表があって、自分の利用する航空会社の降車場所も確認できる。ちなみにスクートは、ターミナル2の2番で、最初に停車する。次がターミナル2の17番だ。

海外へは羽田を利用するようになってこのかた、成田は遠くに感じ、出発便は何とほぼ4年ぶりだ。昨夏、羽田発のピーチ以来2度目のLCCでもある。今後はLCC率が高くなって頻繁にお世話になると思うので、次男から話があった時、その誘いにすぐ乗った。何事も先達は有難い。初めてづくしで一人で行くよりは、グンと気楽だ。

航空運賃に超が付くほどの割安感はないが、大手の航空運賃に比べれば半額以下だ。実際これは魅力だが、これまでは、羽田に比べると倍の時間がかかるため成田から出発には躊躇いがあった。だが、いざ向かってみれば、東京駅からきっかり1時間で成田だ。居眠りしている間に着いてしまった。

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成田空港ターミナル2

スクートのチェックインは3時間前からだが、既に並んでいる人を見て、私たちも列に連なる。ちなみに1時間前には締め切られるので、注意が必要だ。尚、1時間前にはゲートに来るようにと、ボーディングパスに書いてあるので、何でも早めが安心だ。セキュリティチェックと出国審査を済ませ、食事をしてからゲートの方へ行くと、ずいぶんいろいろなイスがある。

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ゲートへ向かう広い通路には居心地の良い椅子

個室タイプの椅子の横にはコンセントもあって、これなら成田に早く着いてしまっても、暇を持て余すこともなく過ごせる。ラウンジの椅子みたいだ。それに、フリーWiFiというのも嬉しい。成田からLCCで出かけるのも、結構いいんじゃないという気がしてくる。

これまで、経験のないことや良く知らないことには、理由もなく抵抗があり、ついいつも通りを選んでしまいがちであった。だが、いざ踏み出してみれば何ということもない。初めてのことにトライしてみるのが、ただ面倒なだけだったとわかる。今からこれでは、先が思いやられると、自分が多少情けなくなってくる。

これからは、変化に二の足を踏んだり、億劫と感じる時こそ、敢えてそちらを選んでみようと思う。年齢に関わらず老化は、停滞から始まる気がする。自分にファイト!