照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

楽しいよ台湾!ー金色三麦でビール

小籠包を食べた後は、再び中正紀念堂を抜けて、台北駅へ向かう。休日の公園は、子ども連れで大賑わいだ。暖かいので、皆さん公園でのんびりとされている。池の上に架かる橋は、鯉にエサをやる人たちでびっしりだ。何かイベントもあるようで、アナと雪の女王が大きく描かれた建物の前には、もの凄い行列が出来ている。

台北駅に着き、窓口で、日本から予約しておいた切符を受け取る。プリントアウトした予約券も持参したが、パスポートだけで大丈夫だった。ちなみに今回は提示を求められなかったが、チケットを引き換える場合は、日本でも海外でも、予約時に使用したクレジットカードは必ず持参した方がいい。

次は、台北駅そばのビル4階にある金色三麦へ向かう。服や靴をはじめ、さまざまな専門店が入っていて、4階がレストランフロアになっている。このビルに隣り合って、地方へのバス乗り場がある。最初間違えてこちらの4階まで行ってしまったら、全部バス乗り場であった。

金色三麦で、席に案内されて回りを見れば、広い店内は結構混み合っていて、皆さん豪快にジョッキを傾けている。

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左から ハニー アンバー ブラック

私は、ハニーとアンバーとブラックの三種お試しセット、次男は、先ずはハニーラガーだ。はちみつの香りがするビールは、やや甘く口当たりが良い。お腹は空いていないが、周りの皆さんの食べっぷりに刺激され、フレンチフライをお願いする。

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フレンチフライ

熱々のポテトは、思いがけず美味しく、ジャガイモが美味しいのかなと確認するようについつい手が出てしまう。これにて本日の食事は終了なので、まあいいかという気にもなる。

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店内  

朝からよく歩いて、ここでようやくどっかりと落ち着いた。ビールで喉を潤し、周りの賑やかな雰囲気に、楽しいよ台湾!と、すっかり嬉しくなってしまう。

それにしても、物価の幅が違いすぎることに驚く。朝食は二人で110元、抗州小籠包では410元だったが、ここでは、フレンチフライが160元だ。ビール数杯と合わせて1133元也。どちらの店も客がひっきりなしであったが、かなり広いこの店も、席を立つ頃にはほぼ満席であった。皆さん、どのように店を使い分けているのだろうか、それとも、客層は全く異なるのだろうか。ふとそんなことを思いながら店を後にした。

ホテルへ戻った後はそれぞれ自由時間。フロアが違う次男と別れた私は、洗濯を済ませてから、部屋で寛ぐことにする。明日は朝6時20分発の電車で、花連まで行く予定だ。タロコ渓谷観光に備え、本日の疲れを取る必要がある。明日も、たっぷり歩くことになりそうだ。