照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

スクートで台湾より帰国

台湾6日目、いよいよ帰国だ。朝3時20分のバスに乗るため、3時前にホテルをチェックアウトして、台北駅そばの國光客運のバスターミナルに向かう。4時以降のバスだとA棟だが、12時50分、1時20分、2時20分、3時20分の桃園空港行バスはB棟から出発する。バス料金は125元(約450円)。

朝の3時という時間帯は、車ばかりで歩いている人はいない。5分足らずで到着。桃園空港行乗り場前には、既に列が出来ているので私たちも並ぶ。乗客には、女性も結構多いことに驚く。但し、皆2、3人連れで、タクシーを利用したようだ。ホテルが駅前でない場合、タクシーで来るしかないが、それが一番無難だ。

LCCの場合発着が早朝か深夜という時間帯が多いので、空港へ、または市内への足の確保が気になるところだが、台北から桃園空港間では、その問題がないのが嬉しい。料金も、深夜だからと高くなることはない。

時間通りにターミナルを出たバスは、早朝は交通量も少ないため40分ほどで到着する。バスを降りてすぐ、スクートのカウンターでチェックイン。(優先チェックイン&搭乗)を買っていたので、1時間後に着くバスにしてもよかったと、ガラガラのカウンター前で思う。但し搭乗1時間前には締め切られるので、注意する必要がある。

セキュリティチェックと出国審査をスイスイと済ますと、搭乗口に向かう。高級品を扱っているような土産屋さんが一軒開いているだけで、ラウンジも6時からだ。小銭を使おうと、自販機で飲み物を購入する。ちなみに、悠遊カードも使用できる。

出発1時間前になると、優先搭乗で機内へ。3人掛けの真ん中でもさほど窮屈ではないが、隣の窓際席が空いていたのでそちらへ移る。

途中で富士山が見えたが、日本の航空会社と違ってアナウンスしないので、気づいた人はほとんどいなかったかもしれない。もったいない気がする。

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中央奥 豆粒のように見える富士山

成田へは、定刻の15分前の10時20分に到着。おかげで、10時50分発のザ・アクセス成田に乗車できた。おまけに道路が空いていたため、予定より多少早く銀座に到着。行きは東京駅からであったが、帰りは銀座(宝くじ売り場前)まで来て、地下鉄に乗り換える。

成田から自宅までバス利用でも2時間だ。これなら、成田エクスプレス利用とさほど変わらない。価格は半分以下で、20分毎に出発と使い勝手も良い。これまで成田は、遠くて高いというイメージがずっとあったが、千円というのはかなり嬉しいポイントで、成田へのハードルを下げる。そして、今後のLCC利用に俄然弾みがつく。

台湾往復が、空港税やら何やら全てひっくるめて2万円と、昨夏のピーチ利用よりも安い。そして、自宅から成田までが3千円弱だ。合計でこの価格なら、時間を作ってでも行きたくなること請け合いだ。

また今回は、飲み物やスナックを機内販売で購入してみたが、さほど高いわけでもない。予め購入した物を機内で食べるのは不可なので、成田シンガポール間乗車の場合は、我慢せずに利用するのもいい。

他のLCCで、セールなど利用すれば更に安いだろうが、パソコンに張り付く暇がない人は、この価格でも十分だと思う。これからもどんどん旅に出たいと、新たな思いが膨らむ。