照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

図書館はもっと利用しよう

退職する前、よく人から聞いていたのは、スポーツジムや図書館は高齢者で溢れているということであった。ジムには縁が無いので分からないが、図書館に関して言えば、まったくそんなことはない。

書架に並ぶ本にさほど目新しさはなく、古めかしい本ばかりというイメージが固定して、次第に図書館から足が遠のいていた。だがたっぷりと時間ができたこともあり、散歩の途中に寄ってみれば、平日の図書館は高齢者が一杯どころか、本や新聞を閲覧している人自体、思った以上に少なめであった。

以前よく行っていた頃は、開館前からテーブル席を確保しようとする人たちで、長い列ができていたという記憶がある。だが平日のためか、結構座席の空きも目立っていた。受験シーズンが終わってたまたまなのかは判別しかねるが、ソファ席なども十分余裕がある。ちなみに遠くまで散歩した折、図書館を見つけ入ってみたが、そこも結構空いていた。

図書館にはすっかりご無沙汰していたが、これからは、文庫本や電子版で手に入りにくい本を中心にどんどん利用しようと思う。近頃では、乗降客の多い駅近くに、貸し出しと返却のみの図書館カウンターなども開設されている。それに、月曜日開館や閉館時間の遅い所が以前より増えたようで、ずいぶん便利になった。

今回、区立図書館について検索していて、その関連で初めて知ったのだが、区内在住者は、区内もしくは隣接した区にある大学の図書館も利用できるようだ。年齢制限(子供は利用不可)はあるものの、利用カードを作れば、入館だけでなく貸し出しもしてもらえる。(*近くの大学について調べただけだが、学校によって若干事情が異なる)

これまでは、自分の住む地域のサービスにほとんど関心を持たなかったが、もっといろいろと調べ、積極的に利用してゆきたいと、遅ればせながら考えている。ちなみに、区内には大学が数校あり、そのどれもで、社会人向け講座なども開かれている。図書館ばかりか、いろいろ楽しみだ。