「夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ」たいと、せっせと歩く
このところさすがに歩く距離は短くなったが、それでも、毎日往復で1時間は歩いている。たっぷりの汗こそかくものの、真夏日程度の気温では、思ったより暑く感じない。猛暑日くらいになると、さすが道路がムアッーとして、風があっても熱風だ。時には、カフェで冷えきった身体に、その熱が心地よくさえ感じられる。
私は、室温が30度くらいでは扇風機もいらない。この時期でも自宅では、開け放った窓の側で本など読んでいると、寒く感じるほどだ。私は、寒いとすぐ喉にくるので、その時はすぐさま窓を閉め、用心のため長袖を着てひざ掛けも使う。
すると外からは、"熱中症予防のため水分を取って・・・"と、区の広報車が呼びかけているのが聞こえる。救急車のお世話になっては大変と、厚着の私は、横に置いたペットボトルから水を飲む。多分高齢者には、私状態の人が多いのかもしれない。
但し私の場合、加齢で暑さを感じにくくなったわけではなく、身体の冷えに敏感なのは、もっとずっと前からだ。暑さでバテることはないが、これはこれで小まめな調整が必要なのでなかなか大変だ。外に出る時も寒さ対策で、必然的に荷物が多くなる。それは、風邪をひいて熱をだしたくないという一心からだ。
免疫力が低下してゆく年代となった今は、とりわけあの手この手で、自分の身体に気を配らなければならない。「いつまで生きるつもりだ」と、政治家から問われたところで、こればかりは、自分で答えようがない。早くても別に悔いはないが、その日がくるまでは、せめて自分の身は自分で処せるようにしておきたい。
その刻がいつと分かっていれば、それに向かってプランも錬れるのだが、知りようがない以上は、毎日自分なりに、頭と身体の健康に心を砕かざるを得ない。
だから私は、
" 雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
たいと、せっせと歩き、見たり感じたりしたことについて書き、ついでにスケッチもしている。
やる気に頼ったら、きっといつだって却下されるので、日々の決め事としてやるしかない。