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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

オレンジ色の完熟ゴーヤは種の周りが甘いそうだ

雑学 グルメ

NHKラジオで、毎週土曜日朝5時台にフードジャーナリストの山本謙治さんが出演されるコーナーがあるのだが、それがいつも楽しい。先週はハスイモで、高知ではリュウキュウと呼ばれていると聞いた途端、ああアレだと即座に思い出した。

 

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リュウキュウ(水色のカゴの中)  高知日曜市にて

私は去年、高知の日曜市で初めてリュウキュウを目にした。味や調理の仕方に興味津々ながら、外れだったらどうしようとか、案外かさばりそうだしとか諸々が頭に浮かんできて、結局、買って帰る勇気は出なかった。ラジオを聴きながら、もっと早く知っていればと、少し残念な気もした。少なくとも、現地で食べられる店を探せたかもしれない。

ところで、今回(7/23日)取り上げられたのはゴーヤだ。特に目新しいこともないかなと思いつつ耳を傾けていると、黄色くなったゴーヤは完熟した物と言うではないか。そうだったのかと、これにはかなりびっくりして、まさに目からウロコ状態であった。実は、逆とばかり思っていたのだ。

ここ数年、暑さ対策には緑のカーテンということで、ゴーヤが大人気であった。さすが飽きられてきたのか、今年はあまり見ないが、前はどこでも本当によく見かけた。そろそろゴーヤチャンプルーに良さそうと勝手に想像しながら眺めていると、たまにオレンジ色のゴーヤが混じっていて、それはどうしてだろうと気になっていた。

昨年、墓参りに実家に行くと、思いがけずゴーヤがあった。オレンジ色の実もあったので、懸念事項をさっそく持ち出したところ、オレンジ色になるのはダメになって腐ったゴーヤとの返事。それ以来、オレンジ色のは食べられないゴーヤと覚えてしまった。

それが、オレンジ色の物は完熟していて、おまけに種の周りは甘いというではないか。小鳥が食べて、別の場所に運んでくれるのを期待しての植物の知恵だ。また、オレンジ色になっても、苦味こそ無くなるが食べられるようだ。何と、苦味が不得手な人にはいいことづくめじゃないか。

先週、墓参りに実家へ行ったばかりだが、今年はゴーヤを見なかった。ということは、完熟した中の種を味見するチャンスはないのかと、正直ガッカリしてしまった。散歩の途中にオレンジ色のゴーヤを見つけたとしても、まさか見知らぬお宅で、その実が欲しいとお願いするわけにもいかない。でも、腐った物ではないと知っただけ良かった。

ところでゴーヤは、種もワタも捨てずに一緒に調理して食べると、苦味は少し強くなるものの栄養価は高いそうだ。苦味には、胃液の分泌を促して食欲を増進させる効果があるという。まさに夏にぴったりの野菜だ。