照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

旅の準備は余裕を持って

明日からの旅に備えて、昨日荷作りした。前日の晩や当日では慌ただしいので、ここ数年は余裕を持って準備するようにしている。焦ると忘れ物などもしがちだ。

といっても私の場合、荷物はかなり少なめなので、旅の支度は衣類を畳んで、圧縮袋に入れる作業が主だ。それと、旅先にいつも持参している物は一まとめにしてあるので、持ち物リストにチェックをつけながら、キャンバス地のボストンバッグに入れる。

普段使用している物も幾つか持参するのだが、それも全てバッグに収め、必要なたび取り出して使う。不便なようだが、別にしておくと忘れるもとだ。

今回は16日間だが、総量は8・5キロ以内だ。機内持ち込みの場合は10キロまでだが、キャスター付きではないので、少しでも軽い方がいい。ハンドバッグも中に入れて、荷物は一個で移動する。

出国の際、及び乗り継ぎ地での入国審査、ホテルでのチェックインに備え、パスポートや財布は、すぐ取り出せるように工夫した。今回は移動が多いので、とりわけ貴重品の管理をしっかりしなくてはならない。

以前は、ズボンを変えるたび大型安全ピンで取り付けていた隠しポケットも、着替えの数だけ用意して縫い付けてみた。そして、外からどのような感じに見えるか、また出し入れは楽か等を、鏡を見ながらシュミレーションしておいた。とにかく、用心するに越したことはない。

それと、今回の行き先であるポルトガル語を、自分の必要に応じて小型ノートに大きな字で書き写しておいた。思った以上に英語が通じないため、いざとなったら、ノートを見せてもいい。行きたい所にちゃんと辿り着けるかどうか、不安を取り除くには、やはり言葉が鍵だ。

昨年は、ポルトガル語の小さな本を持参したのだが、持っているだけでは、必要な時に役に立たないのを痛感した。そのため今回は、自分仕様のノートを作った。でも多少練習しないと、挨拶さえも咄嗟には出てこない。発音しながら書いて、にわか勉強もした。

直前の勉強などおまじない程度で終わってしまうのかもしれないが、それでも、単語の幾つかは使ってみたいと張り切っている。いずれにせよ、事前にできる準備はした方が安心だ。

出発に合わせて体調も整え、旅の準備も済んで、後は明日の出発を待つのみだ。