照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

2016年ポルトガルの旅 雨の日曜はホテルでたっぷり休養ーカステロ・ブランコ

旅6日目の11/20日曜日は、天気予報通りで朝から霧雨が降っている。傘が必要かどうかは微妙なところだが、ベランダに出るとやや肌寒い。完全休養にはうってつけと、一日中ホテルにこもることにした。

この日は朝食付きにしているのでしっかりと頂き、後はお腹が空いたら、前日買い置きの果物やビスケットで翌日まで過ごすつもりだ。身体が疲れている時はぐんと少食にして、内蔵の負担も軽くしておいた方が良い。

当初は、この日モンサントへ行き1泊、翌日再びカステロ・ブランコのこのホテルに1泊してから、午後のバスでエヴォラへ向かう予定であった。しかし、旅に出る間近になって、日曜日のバスは山の麓までしか行かないというブログの記事を見つけた。地球の歩き方に書いてあるとあったが、私が昨年買った15/16年版には記載されていなかった。

もしその情報通りなら、一本道で分かりやすいとはいえ、荷物を持って小一時間坂を上って行くのは辛い。バス乗り継ぎ地のイダーニャ・ア・ノヴァからタクシーというのも考えたが、やはり安全をみて月曜日に変更した。結果としては、天候の面からこれで大正解であった。せっかく行くのに雨では、ちょっと残念だ。

但し、火曜日の朝7時15分のバスに乗車して9時頃カステロ・ブランコに戻ると、午後2時15発のエヴォラ行きまでの待ち時間が5時間以上と長い。これを避けるには、更に一日カステロ・ブランコに滞在した方が良いのだが、3日はさすがに長い。何とか時間をやり過ごして待つしかないと思っていたら、これについては後述するが、道連れができて難なくクリアした。

ともあれ、この日ゆっくりしたおかげで睡眠もたっぷり取れ、時差ボケもすっかり解消した。少しでも晴れ間がのぞいたら出かけたくなるのだが、幸い?というべきか、雨が止むことはなかった。そうして翌朝、陽の光のなんと有り難かったことか。
モンサントへ続く