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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

ボッーとしていたら"今"はあっという間に飛び去ってしまう

ポッと空いた隙間時間。本を読むほどには集中できず、ましてや、掃除や片付けなんてとんでもなく、ただボッーとしていたいと感じる時、テレビを持たずに良かったと思う。

テレビは、考える要素なんてこれぽっちもなく、画面を追っているだけでそこそこ楽しめてしまう。エネルギーを使う必要がないこんな状況は、脳にとってもずいぶん楽なんだろうなと思う。だから、ついズルズルと時の流れに自分を委ねてしまいそうだ。

テレビがあったら、私など、この心地良さにひとたまりもない。だから、あえてテレビの無い環境にして良かったと思う。スーダラ節の"チョイト一杯の つもりで飲んで いつのまにやら ハシゴ酒"に倣って言えば、「チョイト少しの つもりでつけて いつのまにやら 一日中」になりかねない。

ところで、旅先ではテレビをつけることもある。ニュース以外に、映画やドラマを見ることもあるが、英語の字幕を追うのは案外疲れるので、ボッーとしたい時向きではない。

とここまできて、「何カッコつけてんの。だいたい母ちゃんは、いつだってボッーとしているよ。テレビ関係ないでしょ!」と、ツッコミを入れてきそうな次男の顔がひょいと浮かんで、ようやく我にかえる。(ソウダソウダ、私の場合、如何にしてボッーから抜け出すかにもっと知恵を絞るべきなのであった。)

"今"が大事といいながらも、"今"は、油断しているとすぐ飛んでいってしまう。自分の思うことを成すには、自分の脳にもっと不可がかかる状況を作りだす必要がある。隙間時間にボッーとしたいなんて、寝言を言っている場合ではないのだ。やりたいことをするには、自分の持ち時間を念頭に置くしかない。と、自分に喝を入れるなり。