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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

文字通りに百花繚乱ー眺めているだけで気持ちも華やぐ

昨日、一昨日と、ここ2日ばかり気温が高かったので、足踏みしていた桜もようやく咲きそろった感がある。私も、用事ついでに目黒川の桜並木を眺めてきた。

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目黒川の桜並木 (池尻大橋より)

平日ながら、陽気に誘われて人出も多い。仕事途中に折良く通りかかったスーツ姿の男性たちも、満開の桜をスマホに収めている。

今年の桜は、何だかくすんだ印象があったが、これだけ揃うとさすがに艶やかだ。あたかも、〈私たちの底力ご覧なさい〉と目で物言う大女優の如しだ。私は、恐れ入りながら桜から離れる。

再び幹線道路に戻る。するとこちらでも、イチョウやトウカエデといった街路樹の間に、交互に植えられているライラックとカイドウ(海棠)が、競うように咲いている。どちらも好きな花なので、嬉しい。

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ライラック 街路樹

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ライラック 街路樹

ライラックの小花に鼻を近づけると、とってもいい香りがする。高校生の頃、紫丁香花(ムラサキハシドイ)という和名に惹かれて、この花の苗木を買ったことがある。でも、後になって花がさくと白かった。これは、(多分だが)日本原産のハシドイで、かなりがっかりしたのを覚えている。

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海棠(カイドウ) 街路樹

ところで、鎌倉の光則寺にはとても見事な海棠がある。街路樹の海棠が、大きな木に育つまでにはどれくらいかかるのだろうか。それとも、根を伸ばす余地がなくて、ずっと細い木のままなのかな。実際、既に10年以上見ていると思うが、木の大きさはちっとも変わっていない気がする。

それはさておき、他にも、道沿いで繰り広げられる花々の競演に、これはまさしく百花繚乱だなと、ただ眺めるだけの私まで、気持ちが華やいでくる。