照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

時には怒ることも必要

人には、真剣に怒らなければならない時もある。先週、ある事に対して、会社側にはっきり異議申し立てをしてきた。が、今尚怒りが収まらずふつふつと湧き続けている。

これまで、つまらない事では腹を立てないようにしてきた。自分の心にマイナスになるようなことはエネルギーの無駄と、回避するようにしていた。だが今回ばかりは猛烈に腹が立つので、どうしてだろうと改めて考えている。と同時に、流していい怒りと、そうではない場合についても考えてみた。

やや的外れでも、強く自分の権利を主張する者へは、会社側もすぐに頷きがちだ。だが、黙ったまま何も言わずに働く者は省みられない。むしろ主張しないのをいいことに、我慢させようとする。そして結局、自分の善意が、いいように利用されているのではないかという事に思いが至る。そのため、怒りが収まらなくなったと気づく。これは決して、自分にとって流していい怒りではない。

そして今、異議申し立てへの第二ラウンドが始まる前に、冷静かつ効果的な話し方ができるよう、じっくり戦略を練っている。自分の精神及び身体の健康を守るためには、場のエネルギーを良い方向へと変えねばならない。

場のエネルギーを高められないような所からは逃げ出すことも必要と、ある方が言っておられる。が、その時はその時。その前に、変える努力が重要だ。過大なストレスが、病気をもたらす前に声をあげなければならない。そう思うと、心の中に力が満ちてくる。何れにせよ、いつでも、どのような場合でも、自分の身は自分で守るしかない。自分へファイト!