照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

夢を実現する手立てを考えてージグザグでも進むことが大事

インターネットで時々、雑誌の新着記事を読むことがあるが、どのような内容であれ読んでいるうちに、「夢を持って上京したが・・・」、という箇所で引っかかってしまう。その後、上手くいかなかったことに対比させるつもりかもしれないが、安易すぎる使い方だなと思う。

メインテーマと関係無いとはいえ、言葉ひとつから、その向こう側を想像してしまう。あらゆることを安直に考えた結果が浮かんでくるようだと、突っ込みすら入れたくなってくる。

"夢をかなえる第一歩は、夢を持つ事!次のステップは、現実を見据える事。そして、最後のステップは、現実と夢のギャップを埋める為に頑張る事!"(宇宙飛行士・油井亀美也さんの10月28日ツイートより)

夢を叶えたいと願う多くの人に抜けているのが、この現実を見据えることだと思う。だから、"現実と夢のギャップを埋めるために頑張る"までは行けずに、諦めてしまうのだろう。

夢を持つことは大事だ。自分が生きる原動力になる。でも、自分を客観視できずに、いざ現実に直面して慌ててからでは遅い。

ある程度の作戦を立ててから進んだなら、軌道修正もしやすいが、憧れだけで突っ走ったところで、相当の運にでも恵まれない限り、早晩挫折するのは目に見えている。

でも、途中で夢を見失っても、今が中休みと考えて、かつて抱いた夢を、もう一度実現する方法を模索してほしい。いつからだって遅くはない。気づいた時点から始めればいい。

あの頃は自分だってとぐだぐだ言うよりは、一歩でも進んだ方がいい。願い続けて邁進するなら、きっと何かを掴めるはずだ。すると自分の人生が、輝きはじめる。