照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

いつもの電車をバスに変えてみて

通勤時、いつもの経路とは違ってバスを利用することがある。家から歩いて15分ほどのところにあるバス停まで行くと、会社近くまで乗り換え無しで行ける。おまけに、そこは起点なので確実に座れる。仕事が終わってから旅に出る時など、大きなバッグを持って電車に乗るよりは楽なので、これまでも幾度か利用していた。

難点は、幹線道路を走る区間が含まれているため、混み具合によっては、時間がかかることだ。朝はまだしも、夕方の渋滞にあうと時間が読めない。一刻も早く帰りたい私には、やはり電車が確実だ。また、その路線では私鉄の駅を二つほど経由するものの、JRのターミナル駅周辺のような、立ち寄りたいスポットなどはあまりない。

先日、久しぶりに、渋滞を見込んで早い時間のバスに乗ってみたが、乗車から降車までずっと座れるというのは、電車に比べ格段に楽だ。電車通勤で、乗り換えのため長い通路を歩き、階段を登ったり降りたりと片道でも合計で6、7階分歩くのは、良い運動にはなるがやはり疲れる。

どちらも一長一短あると思いながら、道行く人や町を眺めてバスに揺られていた。時にはいつもの電車をバスに変えてみるのもいいかもしれない。