照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

タロコ観光ーその4(完)

お目当ての店は残念ながら休みであったため、ドライバーさん推薦の美味しい店に連れて行ってもらう。言葉は通じないが、私たちが見忘れそうな場所は指で示してくれたりと、とても親切な方で良かった。車を降りる時、食事代ほどのチップを渡そうとすると固辞される。しかし引っ込めるのも何なので、どうにか受け取ってもらった。

教えて頂いた店は、地元でも人気なのか結構混んでいた。皆さんよく召し上がっている。ワンタンと魯肉飯を注文する。注文書に、注文品とテーブル番号を書いてから、最初に支払いを済ませる方式だが分からずにウロウロしていると、店員さんがジェスチャーで教えてくれる。

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ワンタン

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翡翠ワンタン 中央白いのは次男との交換品

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魯肉飯

小菜の写真はないが、どれも美味しく、おまけに安かった。お会計は、190元也。次に、花連の葱餅は台北とは違うというので、お腹は一杯ながら、せっかくなので買いに行くことにした。

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揚げ葱餅 卵入り 

ここの葱餅は揚げてあって、卵入りもある。ちなみに卵入りは、一個30元だ。これがなかなか食べでがあって、一人一個は多すぎたくらいだ。同じ通りに人気店が2件あって、どちらも行列の人数は同じくらいで迷ってしまったが、最初に目を留めた方にした。

ここでは注文した後、出来上がるまで少し待つが、店の人の片言英語に、英語の分かる客が更に付け加えて通訳してくれる。皆さん優しい。

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看板はさしずめ葱餅君か?

買ってから、まるで葱餅通りみたいだねと話していてふと気づくと、葱油餅街の看板がある。そのままの通り名であったと可笑しくなる。食べ終えてから、カフェで一休みする。フレーバー付きカプチーノ80元は、ワンタンより高い。カフェはどこも結構な値段で、まったく物価の見当がつかない。嗜好品だから高いのか、それとも場所代なのか?謎だ。

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花連駅前 中央が駅

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タロコ号の模型  この横でタロコ弁当を販売

駅では、タロコ弁当も売っていたが、お腹に余裕がないので諦める。横には、タロコ号の模型がある。

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台北行きの切符 普悠瑪(ピューマ)号

普悠瑪(ピューマ)号に乗って暮れなずむ風景を見ていると、朝とは別の趣がある。いいなぁ!と思いながらずっと外を見ていたら、2時間半が以外に早く感じられた。帰りは、幾つかの駅に停車するので時間がかかるが、降りる人や乗る人たちを見ながら、皆さんどんな目的で乗車しているのだろうと推測するのも楽しい。人には、その数だけドラマがある。

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私は オカズと御飯少な目で60元  右下のスープ無料

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次男は75元 別に普通盛りの御飯と無料スープあり

7時に台北駅に到着してから、ホテル近くの定食屋で、軽く食事をする。私が、これで60元、次男は75元と、安い。ちなみにスープは、飲みきれないほどの量で無料だ。器はすべて紙製の使い捨てで、持ち帰り用の容器にもなる。

本日はこれにて終了。タロコ観光最高なり!!