照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

晴れた日は心も弾んでお掃除日和ーホントかなと思ったらぜひお試しを

昨日の朝、そろそろ晴れてほしいと願ったら、明け方の曇り空から一転、夏の陽射しが戻ってきた。これだこれだと肌を刺すような陽の光に、先月まではこれをきついと感じ避けたのにと、我ながら無い物ねだりに可笑しくなる。

お天気は、なかなか人間の都合に応じてはくれないから、気分のムラの例えにもなったのだろう。お天気屋とは、しかしよく言ったものだ。また、秋はお天気が変わりやすいことから、女心(あるいは男心)と秋の空なんて有難くない例えもある。

今年は、夏から秋へのバトンの受け渡しがどんよりのグズグズ模様であったため、すっきりしないまま、気づけば彼岸花も咲いていたりして、やっぱり秋だったなんて後追いの感すらある。

ところで、久しぶりの青空に浮かれていてもやはり季節は秋、またいつお天気が変わるやもしれぬと慌てて大物の洗濯を始める。次の晴天がいつになるか分からない以上、できる時にやっておくに越したことはない。私は日光消毒を期待しているので、多少色褪せしようが晴れた日に洗濯物を干すのは好きだ。

お日様のおかげか、このところ続けているちょこっと中掃除にも弾みがついて、台所もすっかりきれいに仕上がった。今の時期に油汚れを取っておくと、年末の掃除が楽になる。油はとんでもない場所にまで飛んでいるのだが、ちょっと見には気づきにくく、つい見逃しがちだ。

後は、本の整理というか再度の処分を残すのみだ。散歩を後回しにして、一気にやってしまうかと気合が入る。全てを済ませ、部屋の中から埃や湿気を追い払った後は、しばし休憩、ついでに読書タイムだ。

それにしても、晴れた日は身体からも湿気が抜けるのか、心も弾んで手足がシャカシャカと良く動く。うってつけの掃除日和だ。ホントかなとお疑いの方は、騙されたと思ってぜひお試しを!

但し、「コリャ本当だわい!」と嬉しくなっちゃった方も、お礼にリンゴの芯もしくは丸々一個のリンゴだっていりませんので、どうかお気遣いなく。もちろん凧とかネズミの死骸とそれを振り回す紐もね。