照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

普通に使っていた言葉が実は間違いだったと知ってびっくりー"実例集"が面白い

現代ビジネス・デジタル版(2/2付)の記事、
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170221-00050992-gendaibiz-bus_all&p=1
"今まで当たり前に使っていた言葉が、実は間違いだった・・・爆笑実例集"が面白い。

まずは、都内在住50代男性の例を引用させて頂く。

"「今年こそスマホデビューしようと、携帯電話ショップを訪ねたんです。昨年、新機種が出たばかりだから、古いモデルは安くなっているだろうと思って。ところが『ケンカバン売ってますか』と訊いても店員はぽかーん。

 『ケンカ?』

 『ケンカです』


 『あのう、そういった行為はほかのお客様にご迷惑ですので……』」"

この会話の続きが気になるところだが、そこまでの記述はない。しかし、両者ともにどの辺りで、ケンカではなくレンカ(廉価)と気づいたのだろう。客側も、通じないことが不思議で更に必死になって説明したのかな。店員さんにすれば、いきなり"ケンカ"だなんて、変な客だったらどうしようと内心ドキドキしていたかもと、想像を巡らしてしまう。

ところで、次のような例に、

"文字面や響きから、意味を勘ぐりすぎてしまう場合もある。倉庫会社の営業マン(30代)はこんな思い込みをしていた。
「不動産業務にも携わっているので、いろいろなビルに営業に行きます。すると、どのビルにも玄関付近に『定礎』と刻まれた石碑が置かれている。あのビルも、このビルも定礎のビル。東京中のビルを定礎という会社が持っている!  このことを発見した時は、戦慄を覚えました」"

まさかそんなと思ったが、そういえば数十年前、上京して間もない知人が、月極駐車場の看板が至る所にあるのを見て、月極さんって凄いお金持ちなんだと驚いたと言ったのを思い出した。聞きながらその場にいた全員が笑ってしまったが、意味が分からなければ、名前と勘違いすることもあるかもしれない。

"爆笑実例集"の最初からして、まるでコントみたいだと笑いながら読んでいたら・・・。アレレ!私もやっているよとビックリ。シミレーションをシュミレーションと間違えていた。確かに字を見れば、simulationはシュミレーションとはならないと気づく。

これまで、漢字の読み方などには殊に自信を持っていたものだから、今の今まで、疑いもせずに使っていた自分にがっくりする。それにしても、自分の知識の範囲なんて、案外限られているものだと改めて考えさせられた。自分が知っていることだけが常識の全てなどとは、夢夢思うまいと心に刻む。