照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

2016-08-12から1日間の記事一覧

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は自分なりの解釈が広がる本だ

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(村上春樹・文藝春秋・2013年)は、とてもよくできた物語だ。プロに対して失礼じゃないかとお叱りを受けそうだが、やはり、上手いなあとしか言葉が見つからない。 夏休みの社会科の課題である奉仕活動をきっかけ…