孤独遺伝子
父逝く。亡くなる時はこうありたいと、誰もが望むような最期であった。残された者それぞれの事情もよく考えてくれたかのように、もういいかなという感じで旅立った。見事というしかないほど間が良い父だった。 今年90歳の父は、15年前に妻である私の母を送り…
先週の日曜日、二子玉川のドラフト クラフトへ行ってきた。ここでは、国内産地ビールが各種楽しめる。最初こそ、ブログのネタ用にと、ビールや料理を写真に収めたものの、途中からはすっかり忘れてしまった。日頃から、料理の写真を撮る習慣がないためか、食…
マリポサでは、親らしいところを見せようと、私が支払うことにした。その後も、何かにつけマリポサのことを持ち出す私に、呆れたのか次男は、私がブログを書きかけてちょっとその場を離れた隙に、こんな事を付け足されてしまった。すぐさま削除しようとした…
到着した日の夕飯だけは、それぞれの家族で食事ということになり、私たち三人は、予約した店(マリポサ)の前で集合することにした。後は、結婚式後のレセプションで一緒にテーブルを囲んだのみだ。何しろ、自称孤独遺伝子の持ち主親子だから、一人行動が性に…
以前、自分は孤独遺伝子の持ち主かもしれないと書いた事がある。その時は、父もまたそうらしいと、自分と父にしか思いが至らなかった。しかしよく考えてみれば、子もまた、孤独遺伝子の持ち主に違いない。三代揃ってしまったと勝手に解釈し、面白がっている…
ラジオから流れてきた孤独遺伝子という言葉が、耳に留まった。例えばある集団が、疫病の発生などが原因で壊滅状態に陥った時、孤独遺伝子を持つ人が、その集団から離れていれば、全滅を防ぐことができるという。子孫を絶やさないための、人類の知恵が孤独遺…