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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

子ども時代は1度だけ たっぷりの思い出こそ

子ども
もし自分が子ども時代に戻れたらやりたい事というアンケート調査では、勉強というのが少なからずあるらしい。社会に出て何らかの壁に当たった時、誰しもが1度は思うことのようだ。

だが、勉強だけに集中して、高偏差値校を卒業すれば、万能なパスポートを手に入れられたと思うのは幻想だ。これまで、出身校の名だけにしがみついている人をたくさん見てきたが、栄光はそこに留まったきりなのだろうと思うことがしばしばだ。

昭和ならともかく、学歴だけを武器に、年功序列で定年まで順当に階段を上る人など、今の時代はまずいない。そもそも会社が続くかどうかが怪しい。私だって10年ほど前までは、大企業の倒産などよそ事のように思っていた。自分の勤務先が消滅するなど、まさに晴天のへきれきであった。学歴だけしか頼るものがない人にとっては、苦難の始まりである。

出身校の卒業証書は、ただの紙切れに過ぎないとようやく気づいても遅きに失したというわけだ。つまり、勉強して知識だけ豊富になっても、さほど意味がない。社会に出てからは、自分で考える力こそが重要だ。ビジネスに限らず、あらゆる分野において、成功している人は皆、どうすれば上手くいくかと考え、自分なりの工夫をしている。

かといって私は、勉強することを否定しているのではない。学ぶことは大切だ。だが、点数をあげることのみに熱心になるのではなく、考える力こそ養うべきだと思う。そのためには、子ども時代、遊びや生活の中で、さまざまな経験をすることが必要かなと思う。

もうすぐ夏休み、夏期講習にお金を使うか、海や川、山に出かけてたっぷり経験を積ませるか、悩むところだ。ちなみに我が家では、夏は海、冬はスキーが定番であったが、子どもたちに経験を積ませるのが目的というよりは、親が楽しみたいからが一番の理由であった。お子さんをお持ちの方々は、やり残したと後悔しないためにも、自分の子ども時代を思い出して、じっくり案を練って頂きたい。