照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

台湾の旅③ー猫空ゴンドラへ

ディンタイフォンを出ると、MRT東門から、2つ目の大安で文湖線に乗り換えて終点の台北動物園まで行く。2、3分歩いて猫空ゴンドラに乗る。easy cardを買っておくと、バス、電車にゴンドラと、何にでも使えてとても便利だ。

台北駅のeasy card 取り扱い窓口は混んでいたので、東門の自販機で購入した。ちなみに、その機械では両替もできる。高額紙幣を小額紙幣またはコインに両替しておくと、屋台でもどこでも使いやすい。両替機が置いてない駅もあるので、見つけた時、両替しておくといい。

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次々とくるゴンドラ

猫空ゴンドラには、床がクリスタルのものと、普通のがある。なんといっても人気はクリスタルだが、数台に一台なので、かなり並ぶことを覚悟する必要がある。
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緑色に見えるが、この床はクリスタル

私たちは、普通の列に並んだので、5、6組ほど待って乗れた。3つの山を15分くらいかけて登ってゆくうちには、良い景色も見飽きてしまう。私は早く乗れる方を選んでよかった。

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周りの風景

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池には龍が

また、この日は、曇りだったので良かったが、晴天だと、陽射しが強すぎるため、ゴンドラ内は暑くて大変ということだ。時期や時間によっては、上までバス利用の方がいいかもしれない。但し、本数は少ない。ちなみにゴンドラは、平日は9時から21時、休み前日と休みの日は22時まで営業している。

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始発駅から終点までの案内図

途中の駅から乗車する人もいるので、始発駅では、1グループづつ乗せる。終点が近づくと、お茶畑が見えてくる。駅を出ると、お茶を飲ませる店が、道路沿いに多数ある。左回りと右回りの循環バスなどもあるので、お目当ての茶店が遠い場合は便利だ。

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眼下に広がるお茶畑
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ここから道路に沿って屋台や茶店が続く

辺りを少し散策していると小雨が降ってきたので、茶店で休まず帰ることにする。帰りは、再びゴンドラに乗車するも、途中からいきなりの雷雨で、私立動物園駅で降ろされてしまう。そこから、振替輸送のバスで、MRTの動物園駅まで行く。

よくあることなのか、ゴンドラの係員の方々は手慣れたもので、バスを待つ間、多勢の乗客に素早くイスが用意される。傘のない人へは、傘も手渡される。バスへの誘導もスムーズであった。凄まじい雨で、バスへの乗り降りで多少濡れたがむしろいい経験となった。

ホテルの最寄り駅、松江南京に着く頃には小降りとなっていた。ホテルに3時頃チェックイン、その後は夕食まで一休みする。

それにしても、茶店でまったりせずに、早々に帰ってきてよかったとホッとする。せっかく来たのだからと思わず、状況によって変更するのも大事だ。猫空の雰囲気が掴めただけで十分であった。