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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

新人さん入社日にいきなり忘年会なりの巻

仕事
私の部署に、中途採用で新人さんが入社することになった。試験から最終面接までやや時間がかかったので、出社は来年からと思っていたら、いきなり明日の月曜からという。

おまけにこの日は、会社の忘年会で、早速出席とのことだ、本人には気の毒なような。でも元気の良さが、採用の決め手だったようなので、忘年会くらい何だとなるかな。

すると、私の部署で、今一番若手の営業担当A君が、それ結構キツイですよと言いながら、入社の頃の思い出話を始めた。彼も中途採用だったが、採用から1カ月後、いきなりの社員旅行で、おまけに割り当てられた部屋には、東京支店の人が誰もいなくて、本当に面食らったとのことだった。

そういえば、やはり彼が入社後間もなく、取り引き先の方たちと鰻屋さんで会食したことがあった。だいぶ部署に馴染んできてから判ったことだが、本当は鰻が大の苦手だったそうだ。わざわざ、埼玉の方まで行ったのだが、帰り道は、さぞかし長く感じられたことだろうと、今頃になって同情する。

あの時は、方向が同じということで、部長とA君と私が同じ電車であった。車内でも、だいぶ気を使っていたのだろうと、気の毒やら可笑しいやら、今の彼からは想像もできないほど初々しい頃の思い出だ。

そのA君も、置かれている場で、自分自身とどのように折り合いをつけていけばいいかを学んだのだろう。外見よりずっと繊細な神経の持ち主だったが、今ではすっかり逞しくなった。場の居心地の良し悪しに関わらず、結局は、自分と闘いながら、自分なりの道を模索してゆくよりないのかもしれない。

面接した人によると新人さんは、20代半ばで、A君タイプとのことだ。でも、実際仕事をしてみなければ、なかなか性格は掴めない。だけど、せっかく縁あって来てくれるのだから、どうぞ部署に馴染んでいってほしいと願う。

ちなみに、今やA君は、将来部の柱となる勢いで成長著しい。新人さんも、すぐに後を追ってくれるかな。楽しみだ。