照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

都知事選は面白合戦なの?世界中から飛び込むニュース以上に暗澹とする

日々世界のあちこちから飛び込んでくるニュースに、心が暗澹としてくる。フランスでは、"今月末に非常事態宣言を解除"とちょうど14日のニュースで聞いたばかりだったというのに、昨日の朝飛び込んできたニースの事件にはまったく驚いてしまった。(ちなみに、15日のニュースでは、更に3か月延長するとのことだ。)

一方この国の首都では長を選ぶにあたり、候補者本人はもとより担ぐ側も、与党野党入り乱れて、一瞬、マンガの世界のお話か何か?というような破茶滅茶な様相を呈しはじめている。

"まさかの除名処分か?石原伸晃自民党都連会長の親族が推薦候補以外をテレビで支援表明。"(NAVERまとめmarine.naver.jpより)

とりわけ、昨日の朝のYahoo ニュースにはびっくりした。実際にテレビでの発言を聞いたわけではないが、もし本当なら、まさしくマンガチックとしか言いようがない。

親族を含めて非推薦の候補者へ票を投じたなら、除名処分というお達しが自民党都連からでたということが、ツイッターを賑わせていたばかりというのに、よりにもよって・・・。

候補者が自分の年齢を言い間違えるとか何とか以上に、可笑しすぎる。名目は都知事選でも、みんなで、面白合戦でも繰り広げるつもりなのか。この状況をマンガで表現できるものなら、ちょっと描いてみたいくらいだ。

冗談はともかく、おかげで、都民のことなど少しも眼中にない政治家たちの思惑が垣間見えて、むしろよかったかもしれない。今度都議を選ぶ時が来たら、よほど心して投票する必要があると心底思う。その前に、まずは都知事選だ。

それにしても、世界中から飛び込んでくるさまざまなニュース以上に、この国を思うとある意味暗澹としてくる。