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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

健康に気をつけて28年ー鬼平のおまさ役梶芽衣子さん

危機管理・健康

先日の夕方、ラジオ(NHK)をつけたら、いつもと様子が違う。祭日(10/10)だから特別番組なのだと思ってそのまま聞いていると、やたら鬼平という言葉が出てくる。今度NHKテレビでやるのかなと思っていたら、そうではなく、他局で28年続いた番組が終了するのに伴って、特集を組んだということらしい。

本は、そのシリーズの何冊かを読んでいるが、テレビは一度も見たことがなかったので、それほど長く続いていたことも知らなかった。主演が中村吉右衛門さんということ以外、他の出演者のこともまったくわからない。でも、ラジオをつけて間もなく、次のゲストは梶芽衣子さんですというので、そのまま聞いていた。

そして、おまさ役の梶さんの、鬼平にまつわる諸々の話に思わず引き込まれてしまった。なかでも役づくりについてが、興味深かった。36歳という設定のおまさを初めて演じたのが41歳の時で、その頃は実年齢との開きもあまり感じなかった。だがその差が開くにつれ、おまさをいかに36歳に見せるか、立ち振る舞いにもだいぶ心を砕かれたようだ。

28年間で一番気をつけていたことは何かと尋ねられた時、即座に健康とおっしゃった。いつ呼び出しがかかるか分からないので、常に体調を整え、撮影時に最高のコンデションでいられるようにしていたとのことだ。1、2年ならともかく、それを28年間続けるって並大抵のことではない。

梶さんの場合は、おまさという役に運命的なものを感じるとおっしゃていたので、ことさら気合いが入っていたのかもしれない。とはいうものの長丁場、やはり気合いだけでは乗り越えられないと思う。相当自制心の強い方なのだろう。

確か高倉健さんも、病気や怪我には細心の注意を払っていたとお書きになっている。これは役者さんに限らず、どの分野にでもいえることだが、一流として活躍するためには、自分の健康管理がいかに大切か、改めて考えさせられた。

そして、梶さんの28年間の努力に、こちらもかなりの刺激を受けた。かといって張り切り過ぎずに、自分なりの健康生活を維持したいと、思いを新たにした。