照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

もっと早く格安シムにすれば良かったーおバカな自分への反省を込めて

ちょうど一年前、スマホSIMフリーの機種に変更したものの、格安シムに乗り換えることはしなかった。次男から、どれほどの節約になるかと勧められても、何のかんのと理由を並べ立ててそのまま使い続けていた。

それがどんなに大馬鹿であったか、2ギガから1ギガのプランに飛びついた後で、痛いほど思いしらされた。料金を安くしたつもりが、端末代金の月月割が適用外となり、引き落としされた額に驚愕してしまった。

エッ?と思ってよくよく調べると、なるほど記載されているではないか。割引を考え、わざわざ分割にしたのに、こんなことなら一括払いにしておけば良かったと、自分の迂闊さ、間抜けさにがっくりした。

自宅ではWi-Fiを使い、外出の際はほとんど使わないスマホに、端末代金も含めてだが、毎月1万円以上の支払いをしているなんて愚の骨頂と、本当に遅ればせながらではあるがようやく気づいた。おまけに、SIMフリーを解除してもらった時の手数料に、2年縛りの違約金という、不必要なお金まで発生した。

次男に格安シムの相談をした日、即座にそれまでのキャリアとの契約解除、翌日の土曜日に、ビッグカメラまで付いてきてもらって、格安シムIIJmioの契約まであっという間であった。3ギガでの契約が、向こう一年は1ギガアップの4ギガという。それで月額1600円、ビッグカメラでもただ今キャンペーン中とかで事務手数料が1円だ。

電話は30秒20円だが、特約はつけなかった。また、フリーダイヤルでは不可等他にも多少の制約はあるものの、みおダイヤルというアプリを入れると、30秒10円で通話ができる。アプリを介してなら10分200円、通常でも400円だ。

私は、日常的にほとんど電話は使わないので、特約よりは、むしろ使用した分を支払う方が安い。毎月10分ほど話したところで、これまでに比べれば、料金は5千円以上の節約だ。

この一年間、何という無駄をしたのかと、〈よく分からないことに対するアレルギー〉を反省した次第。当初、格安シムへの乗り換えをためらった幾つかの理由など、単なる言い訳以上のものではなかったと、今になると本当によく分かる。

この件は、何だかよく分からないものは避けるという意識が働いた結果だ。だが、分からないなら調べればいいものを、それを億劫がって、現状維持のままダラダラと放っておいたあげく、損失の大きさに慌て、ようよう腰を上げた私の失敗談だ。まことにお粗末さまでした。